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急に伝えても、分かるわけがない

こんにちは、守屋です。


「思い立ったが吉日」という言葉があるように、何かをやろうと思い立ったら、その日が吉日と思ってすぐに始めるのがよいと言われています。


では、何かを伝えるとき、「思い立ったが吉日」精神で、すぐに伝えることはどうなのかと考えたとき、私は吉日どころか凶ではないかとも思っています。


その理由は、自分が感じたことを自分自身ですぐに行動することは必要なことですが、自分が感じたことをすぐ相手に伝えることは伝わらない可能性が高いからです。


感じたことを結論だけ伝えても、決して伝わらない


例えば上司が論理的な人間ではなく、自分の直感を大事にするという良く分からない論理をもとに今まで成果を上げてきたタイプであれば、社員は振り回されることが目に見えています。


上司:「今日はいつもと違うルートを営業に回ってきてみてくれないかな?」
社員:「どうしてでしょうか?」
上司:「なんとなく今日の営業件数が取れそうなエリアはあの辺だと思ってね。最近〇〇くんは件数も取れていないし一度騙されたと思って行ってみてくれないかな?」
社員:「はぁ…。」

というように、上司の頭の中には色んなビジョンや計画があったとしても、急に結論だけ伝えられた社員に、真意が伝わるわけはないですし、困惑するだけなのです。


そんなケースは稀でしょ…。


と思うかもしれませんが、実際に指導者と選手という関係でも、指導者は教えたつもりでも、選手は理解していなかったためにあるフォーメーションについて、


「次からはこのフォーメーションでやるって言ったよね?」


という感じで自分が伝えたことが、選手全員理解できていると思って勝手に次に進んでいくケースは多くあります。


確かに理解力に乏しい選手もいるかもしれません。ですが、プロ以外を教える場合、基本的に指導者というのは、教えを導いて選手が理解してこそ価値があり、意味を成すのではないでしょうか。


人間関係では良くある「言葉足らず」という言葉。ぜひ、良好な人間関係を築いていくためにも、急に感じたことを伝えるのではなく、ちゃんと相手が理解しているか確認しながらコミュニケーションをとるようにしてみましょう。


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