発達障害だと診断されました。

前回の更新からほぼ1年経ってしまった。。。

にしてもサボりすぎたな(笑)

この1年間短期離職繰り返しまくって精神的にそれどころじゃなかった。

さて、つい先日、また仕事を1週間で辞めてとうとう精神的に参ってしまい、心療内科を受診したところ発達障害の診断が下りた。

僕は高校生の頃にも発達障害を疑ったことがあり、1度検査を受けたがはっきりとした診断は出ず、発達障害の傾向がある「グレーゾーン」とだけ言われて終わってしまっていた。

しかし、今回会社で3度も不適応を起こしている事実を踏まえ、医師と相談の上新たに検査を受け直したところ、ASDとADHDを併発しているとの診断を受けた。

正直どちらにも当てはまる節は自分でもある。

ASDで当てはまるのは次の通り。

まず、周りの空気や会話の流れが読めずに突然関係ないことを喋ってしまったり、話の途中でついつい自分の好きな話題に無理矢理変えてしまうことがある。興味の幅も狭く、自分が興味あると思ったことに対してはすごく熱中できるが、興味の無いことに対してはなかなか行動に移す気にすらなれないところがある。

子どもの頃人気だったアニメやゲームに興味が持てなかったり、高校生の頃もアニメにすら興味が持てず、オタクの輪にすら入れないほどの超ド陰キャだった。小学生時代、自分本位な話ばっかりするので周りから敬遠されていたこともある。

些細なことに気をとられて人の話を聞いていなかったり、思わずぼーっとしていることだってある。

また、ASDは想像力に欠けるので、次の会話をどう展開すればいいか分からず、「次は何を話せばいいんだろう」と考えることに時間を使ってしまい、会話の途中で急にだんまりしちゃうこともあった。なかなか気まずい沈黙になることが多いから雑談の場は昔から苦手だった。

突然イレギュラーなことが起こった時にパニックになりやすいところもある。学校の時間割で急な変更があった時に忘れ物をしてしまったり、急に違う用事が入った時などに思わず焦って、そのことが気がかりで仕事に集中できないこともある。だから、バイト中お客様から突然声をかけられたり、面接で唐突な質問をされたりすると頭の中が真っ白になってしまう。イレギュラーなことが起こると、脳がシステムエラーを起こして思考停止してしまう感じ。

それに1番困るのが、冗談が苦手ってこと。ASDの人って人から言われたことをそのままの意味で受け取りやすいので、遠回しな言い方が苦手だったりする。だから、相手は冗談で言ったつもりなのにそれを本当の意味で捉えてしまって思わず困惑したり、「なんでそんなこと言うの?」みたいな感じで本気で怒ってしまうことがある。

冗談とは言っても付き合いの長い友達の間でのやりとりならまだなんとかついて行けるが、あまり関わりの無い職場の人や学校のクラスメイトなどから冗談を言われるとどう対応していいか分からなかったり、本当の意味で捉えて本気で傷ついたり怒ってしまうことがある。それでも友達の間でも何度か怒ってしまって気まずい空気にしてしまって、後から「あれはやりすぎた」と反省することもある。

ADHDについても、集中力が無かったり飽きっぽかったり、じっとしてることが苦手なところがある。授業中はもちろん、雑談してる時に人の話を聞いてる時にも思わず貧乏ゆすりしてしまうこともある。

仕事でちゃんと見直さないといけない箇所をうっかり疎かにしてしまったりするので当然ミスも多く、仕事が出来ない自分に嫌気が差してばかりだった。

それにASDのせいで上司や同期の人との付き合い方も不器用で、人間関係でも浮いてしまってる感じがしてすごく息苦しかった。

高校生の頃にすごく優しい友人と出会えて、その友人と関わっていく中で自分で努力しながら少しずつ改善できた部分もあったけど、それでも社会では通用しなかった。

正直もう一般社会では上手くやっていけないんだって思うと、ひたすら悲しくなる。どうしても健常者と比較して、自分は何でこんなハンデを背負って生きていかなきゃならないのかと理不尽に感じることもある。思考がどんどんネガティブになっていく。

とはいえ、今回やっと発達障害の診断が下りて、自分が今まで苦しんできた原因はコレだったんだってスッキリできて良かった気もする。

正式に発達障害の診断が下りることで障害者手帳の取得や障害年金の受給、障がい者雇用で働くといった、これまでにない新しい選択肢が増えてきた。

やっと周囲からも理解のある環境で働けるのかと思うと、正直ホッとする気持ちも大きい。

これから職業訓練を受けて資格を取るなり、A型事業所で働くなりいろんな道を考えてまだまだ迷っている段階ではあるけど、少しずつ自分が歩むべき道が明らかになってきてる感がある。

使える福祉はどんどん使って、甘えてもいいから自分にとことん優しくしていくしかない。

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