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トップTikToker語る「バズの真実」〜the new order〜ウラガワ

今回は2022年9月5日に行われた美容師主催のイベント

〜the new order〜

に参加してきたので潜入レポを書いていきたいと思います。


イベントに出演した方にお話をお伺いしてきたのですが、ボリュームがすごいことになったので、何話かに分けてお送りしたいと思います。

記念すべき第1回はトークショーで開催されたトップTikToker語る「バズの真実」

人気をTiktokerのこれまでとこれからを聞いてきました。


〜the new order〜とは


◆1stステージ トークセッション

「この時代を生き抜くために」

↑今回はこのお話



◆2ndステージ Beauty show

「温故知新 〜Japanese new order〜」

トップTikToker語る「バズの真実」ウラガワ


コスプレママ/しょうちゃん


和太鼓/hitomi

TikTok:コスプレママ🌸🐰しょうちゃん
TikiTok:hitomi|和太鼓


しょうちゃん:し
hitomi:h
くらた編集長:く


く:今日はよろしくお願いします。早速ですが、なぜTikTokを始めようと思ったんですか?

し:私は、本業ママなんですが…ママに発信力があったらすごいことになる。
ママという存在の自己価値もそうですが、社会の中でもママの価値ってまだまだ低いのが現状なんですよね。
例えば、この前友達に聞いた話なんですが、家事や育児を24時間、365日、仮に1か月外注しようと思ったら、200万かかるって言われるらしいです。

く:200万!?

し:さらに旦那さんのお世話も…と考えたらそれ以上になってくるわけですよ。
それなのに「養ってもらってるから」みたいなママの価値って社会の中だけでなく、ママの中でも低いんですよ。
なので、ママの価値を上げたいっていうのが私がTikTokをやる理由ですかね。


く:本来見えない部分がSNSによって認知されて価値があるって夢ありますね。

し:真剣に悩んでいる本人たちが問題提起を発信することによって、空気感が伝わるし、自身が発信がその問題を解決の糸口にする力がTikTokなど、いわゆる「バズ」っていう大勢の方に拡散されるというSNSの力っていう部分はあるのかなと思ってます。


く:hitomiさんはいかがですか?

h:私は元々和太鼓教室を自分で始めて、自分の所属してるチームを広めたいっていう思いでやったんですけど…。
なんとなくやって当たったっていうよりは「和太鼓文化を広めたい!」という明確な思いがありました
その中で使用するSNSにTikTokがいいかなっていうのがきっかけですね。

h:TikTokのいいところは「海外にも拡散するところ」私の投稿は海外の方たちに広まっていったことでフォロワーさんが一気に増えました。

く:和太鼓って”ジャパニーズカルチャー”な感じがありますもんね。

h:特に私の和太鼓はすごい閉鎖的な分野とか、自分たちの中ってあんまりこう外の人繋がろうとしないような。結構日本は文化ってそういうところ、こう伝統を守っていくが故に新しいものを始めようっていう人がこう少ない。
だからこそ私はその殻を破って和太鼓業界の入り口になりたいなと思ってました。


く:どういった人が発信活動をした方がいいと思いますか。

h:自分の中で何か発信したいことがある人や私のやってる”和太鼓”みたいに広まりにくい分野の人は、特にSNSとかで使って発信してほしいなと思います。

h:偶然見つけてもらうことはとても難しいので、自分から行く(発信する)ことは必要かな。
結果的にプロの方とコラボできるようになったりとか、今回のようなイベントに呼んでいただけたりとか…。
自身の幅が広がるので、何か想いがある方は絶対発信してほしいなと思います。

h:あとは、TikTokって、その動画の尺もまだまだ短いし。まず、動画を始めるって時に、ハードルが割と低いので始めやすいのかなと思います。



セミナー抜粋


本間徹 (株)AIOLINK/代表取締役


本:実際なんかバズる動画っていうのは、 狙って作れるものですか。

h:狙って作れると思います。TikTokはAIが判断してるので、そのアルゴリズムの変化とかによって変わっていくので…。
私が始めた時は、最初の2秒を縦スクロールせずに指を止めてもらえるような 動画の構成だったり、最後まで見てもらえる工夫とかを結構意識して動画の作成をしていました


本:お二人はバズを体験されてるでしょうし、最前線で試行錯誤されてると思うんですけど、「そもそも”バズ”ってほんとに必要なのか?」っていうところでいうとどうなんでしょうね。
今の若い子たちもそうですけど、みんなもそうだと思うんですよ。SNSやってる人の多くは”バズりたい”、”1発当てたい”みたいな、そういう人すごい多いと思う。

h:私が思うのは、バズった先を考えておくこと。
バズらせる”こと”じゃなくて”もの”が大事で、仮にことでバズってもそれが自分のコンテンツと違うことでバズっちゃったら、それがビジネスには誘導しにくいし、自分の紹介にも繋がらないし、フォローにも繋がらないので…。
バズだけじゃなくて、自身のコンテンツをどういう方向で行くのかとか、内容の濃さだったりっていうところの方が大事かなと思います。

h:ですけど、”こと”のバズによって認知を広めるのには必要だと思うんですけどね笑

し:バズってるトレンドと、自分のコンテンツをどうやってかけ合わせていくかが大事なんじゃないでしょうか。
ただトレンドに合わせて踊ってるだけではファンにフォローしてもらえるかもしれないし、バズるかもしれないけど、本当の意味で自分のファンになってもらえないから、踊って何をするのかっていうのが大事かなって

本:バズを作るためのなんかこうヒントというか、そういったのはあるけど、ほんとに大事なのは、やっぱり最終的に持っていきたいゴールがちゃんとあるかっていうとこが大事なのね。


本:美容室の経営者さん、 この方達がtiktokをやるとしたら、なんか2人だったら、どんなアドバイスするみたいなのあったら聞きたいなと思うんですけど。

し:美容室を前面に出すのか、美容師さんを前面に出すのかで変わってくると思うんです。
美容室を出すなら、例えばですけどスタッフ同士の仲が良いみたいな空気感が伝わるのが良いかなと思うし、美容師さんを出してインフルエンサーみたいにしていくんだったらその人の要素が伝わるコンテンツづくりは必要なんじゃないかと思います。

本:結局求人や会社の中身を知ってもらうためのコンテンツで運用するのか、お客様の来店を促す導線にするのか、みたいな、そういうことですよね。

本:この質問はアドリブだったんですけど、やっぱ2人はすごいリサーチをしてる印象があります。
”トップトレンドのその先”みたいな実際届けたいものを用意して、そこのゴールに向かっていくっていうのをかなり意識してるなって感じました。
ありがとうございました!

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