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一緒に作ってみる?『未来の自分年表』

どうも、くらたです。

2022年秋から週に1回ほどですが、美容専門学校で授業の枠組みをいただき、定期的にお邪魔をさせてもらっています。

今回は、その授業の中で生徒たちが飽きないようにワークを行なっているんですが、個人的にもなかなかオモロい効果があったなーという「自分年表」について紹介をしていこうと思います。

興味持てそうだったら、ぜひ皆さんもやってみてください。


自分年表って何?

一言で言ってしまえば「自分の人生設計書」みたいなものです。

これだけだとなんとなく宗教っぽく感じてしまうので、少し詳しく解説させてくださいね。


就職活動の経験した方は「自分年表」を自己分析として行なった方もいるかもしれません。

一般的な方法は”誕生から現在までの歩みを、思い出せる範囲で書き込んでいく”というやり方で、今までの人生の中で学んだこと、感じたことを振り返ることで、自分の長所・短所、そして何が好きで、何に向いているのかが今までの経験の中から見えてくるというものですね。


今回行うのは”現時点から数年・数十年後に歩んでいたい姿”を想像できる範囲で書き込んでいくやり方ですね。

要は妄想の時間です。

目的地(ゴール)を明確にしておくことで、今後自分がすべき行動や、到達までの期日などを見分けることができるようになるってわけです。


これのいいところは”年齢関係なく思い立った時に作成が可能”ってことですね。

年齢を重ねるごとに薄れていきがちな昔の記憶とは違い、妄想力さえあればいくらでも書き込むことができるんですね。

そもそも人の脳は、1日1.2万〜6万回の思考を行なっているらしく、95%は前日と同じ内容の繰り返しだそうです。

この中には未来への不安みたいなネガティブなものも含まれており、そう言ったものを「見える化」させておくだけで、気持ちが楽になる効果もあるんですね。



やり方と効果


やり方

めっちゃシンプルです。


ゴールを10~15年で設定して、上には「美容師の自分」下には「それ以外(プライベートなど)の自分」について書き込んでいきます

描き始めるのは右のゴールからでも、左の時系列順からでも構いません。

左側は近い将来、可能な限り固有名詞を用いて、具体的に設定してみましょう。

右側は遠い将来、自分自身が理想とする姿を思い浮かべながら設定をしてみましょう。


ちなみに僕はこんな感じで作りました。


効果

◆妄想の見える化

大事なのは妄想力で、誰にも未来はわからないので自由に、深く考えすぎずに書き込むのがポイントです。

ただし、思ってもいなことを書いてもダメで、心の中で「こんなことしてみたいなー」感情って埋もれてしまいがちだと思うんですが、今回はそれをすくい上げて発見をする【心の池の水、全部抜いてみた】みたいな作業が今回のキモになります。


◆勝手にそっちに向く

年表を作成することで、自分のやりたいことが具体化して、さらに目標までに期限を設けることで達成へのスピード感が変わってくるはずです。

…なんてこと言いません。

もちろん、それができれば理想的ではありますが、大事なのは「自分がやりたいと思っていることを自分で認識できること」です。

よくわからずに走り回るよりは、自分が立てたゴールに足が向いてそっちに向かうだけでも大いに成果と呼んでいいんじゃないでしょうか。


◆他人に左右されない

自分の年表ですから、人にあれこれ言われて書くもんじゃありません。

いろんな関係性とか人付き合いとか社会的なんちゃらとか、そういったの一回抜きにして考えるのをオススメします。

本当にやりたいことそれで合ってる?周りから言われてそうなりたいと思わされてない?みたいなのを確認できるのもめっちゃいいですね。


まとめ

整理や復習(生徒用)も兼ねて、授業で行なった内容を定期的に振り返りしていきます。

生徒から集まった年表を大事に保管していますが、本当に自由で素敵だなーと思いましたし、ぜひそこに向かって行ってほしいなと願ってます。


最後に…年表を書き込んだからといって必ず達成しないといけないわけではないです!

目標なんて変わって当然ですから。

ただ「変わった」ことを認識するためには、どこに向かおうとしていたのかを自分が知ってる必要があるんですよね。そのための年表です。

コンパス的な使い方で、思い返した時に作成しなおしてみるのもいいかもしれません。


ではまた。

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