脱感作法

行動療法において、古典的条件づけを基にした不安や恐怖を段階的に消去していく手法を系統的脱感作法という。まず、恐怖反応を引き起こす刺激を高度から軽度のものまで、順に並べた不安階層表を作成する。その後漸次的筋弛緩訓練を行い、その状態で恐怖反応が最も弱いものから順に恐怖刺激のイメージを思い浮かべさせるリラックス訓練を行う。恐怖を感じなくなれば、次の刺激に移りそれを最終段階まで繰り返していく。(195字)

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