2022元日 コナンからの金賀新年

新年明けましておめでとうございます。

毎年12月31日の朝8時には実家に集合する。
ここ２年程はコロナもあって弟家族からは弟だけが先陣を切ってやって来る。僕は僕だけぇ～。おはよ↔️おっおはよとやりとりしてから珈琲で乾杯。少しの雑談の後、兄弟二人で家の周りに塩と酒を撒く儀式に向かう。地の神さんに今年も一年ありがとうの意を込めてという事だろうと思う。親父曰く家も筑百年は経ってるらしいのだ。確かにボロボロだ。

竹と藁の天井が一間だけある。
若干家自体も傾いてるような気がする～。

お清めの儀が終わると、しばらく親子水入らずの時間になる。弟は朝御飯を呼ばれていた。その横で僕ももう一回珈琲を流し込んだ。せっかく水入らずやからと、「兄貴からお年玉PRESENTS」を開催した。皆さん家族持ちやからしゃーないな～。のし袋は３袋。
それぞれに違う額を入れ、ババ抜きのように引いてもらった。大当りは母。中当りは弟。
残念ながらババを引いたのは父。他の二人から恵んでもらってた。盛り上がった楽しい時間だった。めでたしめでたし。

水入らずの時間も終わり

夕方には弟の嫁と娘が、寿司とオードブルをぶら下げて参上した。さて、またそこからは盛り上がり第二弾。親父が誰かと電話で話してる「年が明けたら整形外科へな～」というのを「年が明けたら整形」と聞き間違えて
お爺ちゃん「整形」するん？と弟の娘明日香(小６)が食いついたもんやから、笑て笑て。

YES高須クリニック！

と、みんなで大合唱。今年は「イエス」が合言葉になった。おもろいわ～。誰かが「イエス」と音頭をとるだけで、こんなに笑えるかってくらいたっぷり笑わせてもらった。明日香のお陰じゃありがとう！そんなこんなで時間も経ち、21時頃に一度弟家族は自宅へ帰還する事になった。また明くる日の元日には出直して来るのだが。別れ際に弟に頼んでみた「明日はコナン連れて来てくれよ」と。
そう、実はもう一人家族がいるのだ。飼い犬のコナン(♂推定年齢８歳)。「おお、わかっとうで連れてくるわ」と、その言葉通り翌日朝9時には可愛い鳴き声と共にコナン君が参上してくれた。上村家全員集合するやいなや初詣に出発する。一足早く僕とコナンが歩いて出発。この散歩の時間が僕の楽しみ。きっとコナンも楽しんでくれてると勝手に思っている。

その大昔、僕が小さい頃実家で飼ってた雑種
「ゴン」とよく散歩した懐かしい道だ。その頃は舗装なんてなかったけど。その当時を思い出しながらコナンと散歩するのが楽しい。

実家から車で5分程の神社へ参りに行くので
距離的にはそんなに遠い事はない。コナンと二人完走を目指して？散歩しているのだが、未だに神社まで辿りついた事はない。途中で弟の車に拾ってもらう。「祝田神社」と名のついた初詣にはピッタリの神社に参るのだが、これまた未だに何神社と呼ぶのか知らない。知ろうともしない。ダメだこりゃ(笑)。

お清めの水で手を流してから本殿に参拝。御賽銭箱の横には小さな箱に入った緑の小柄な葉っぱがあり、誰でももらえる。それを財布に忍ばせると金運が良くなるらしいのだがこれもまた未だかつて良くなったなと思った事はない。それでも今年ももらって財布に入れてしまった。もうこの時点で欲どおしい事を神様はお見通しなんだろうなきっと。

祝田神社を後にした我々上村家一同は、また車で5分かけて実家に帰って来た。座る間もなく次の儀式へ。仏さんの前に集合。謹んで唱え奉る仏説摩可般若心経の儀。神さんには二礼二拍手にて参らせてもらうの儀。
以上、元旦恒例の上村家の儀は終了した。

やっとこの後朝祝ならぬ朝御飯にありつけるのだ。雑煮、鰤、数の子、昨日のオードブルの残り、煮しめ、炊きたてご飯を腹八分目も何のその、腹十二分目程食らわせてもらった。アカンわ、もう腹一杯。ちょっと転ぶわ。おデブあるあるなのだ。

テレビの前に移動して転んでいると、何やら向こうの食卓の方から、弟とコナンがこっちを見て怪しげな顔をしている。

えっその顔はまさか？また今年も？始まる？
コナンからの金賀新年

ここ３年くらいは何故かしら恒例になってる

ゴンにもよくやられたな～
アイツは顔の上に乗って振りやがったからな
それに比べたらまだマシか。

正月早々から沢山の愛をコナンからもらったのでした。でもなにゆえ僕だけがターゲットなのかが不明です。他の人にはやらないんです。どんだけ～。
まぁ可愛いいからよろしいとしましょう。
一年の始まりはコナンの金からでした。

あっそうか……この金運は上がってる訳や。
金賀新年ありがとう！

これにて元旦恒例の儀完了です。

皆様におかれましても素晴らしい2022年になりますように。

失礼いたします。