80歳の壁①

日常的にYoutubeでホリエモンの動画を見るようにしている。何故なら、ホリエモンの話を聞くと、世の中のことがわかるからである。最近だと、猿之助一家の一家心中事件や、繰り返される北朝鮮のロケット発射についての解説などを聞いて、そういうことなのか、すっきりしたということが多いのである。ニュース報道では、利害関係等、関係者間のしがらみがあるからか、ストレートに事の真相が報道されないことが多いことも、ホリエモンの解説を聞いているとわかってくる。そんなホリエモンと、AIと医療について語る医師の話が面白く、誰なのだろうと調べてみた。すると、昨年度のベストセラーである「80歳の壁」を書いた和田さんであるという。私のアンテナが低く、80歳の壁がベストセラーであったことを知らなかったことに加え、ホリエモンと対等に話す医師がこの本の著書であったことに衝撃を受けた。これだけ話が面白い人だから、絶対に本も面白い。早速、オーディブルで調べてみると、なんと、無料で読むことができる。ありがたい。これだけ売れている本がまさか無料とは、なんていい時代なんだろう。Amazon様様である。今年は昨年ほどコンスタントに本を読めていないのだが、ようやく朝活ができるぐらいの生活リズムが確立されてきたので、妻と娘が起きてくる前の朝の静かな10分程を利用して、毎日少しずつこの本を読み解いている。読んでいくと、そうだよね、なるほどねと思うところが多々出てきて、さすがベストセラー本だなと一人で関心している。まだ3分の1も読んでいないのだが、前半に出てくる医師についての話に強く共感した。何故なら、つい最近まで妻が入院していて、とんでも医療を受けていたからである。入院したら体調が悪くなり、一時は死んでしまうのではないかと思うぐらい妻の体調は悪化した。そのことを妻本人から訴えても処置は変わらず、過労死寸前まで追い込まれた。そんな状況であるため、私が直接医師と話をしたのだが、それでも方針を変えようとしない医師。それらを踏まえて感じたのは、その病院の医師は人の命など何とも思っておらず、自分の研究を第一に考えているということだった。これは、私の持病の手術を別の病院で行った際に感じたことと全く同じである。国立病院や総合病院の医師の多くは、自身の実績を上げようと患者を実験台と捉えていることが多い。そのことを体験を通して知っているので、この本に書かれている医師の話は納得感があった。体調が改善しないのに処方を変えないで続ける医師はやめた方がいい。もう忘れたい過去だったが、改めて掘り返してみると、怒りが湧き出てきておさまらなくなる。ホリエモンとの対談では、医療こそAI化すべきだという話がでてくるが、私も大賛成である。実際に、私は医者に診てもらう際に、診てもらいつつも話半分で、ネットで自分で調べて原因の特定をすることがほとんどであり、その方が解決しているケースが多い。これは歯医者にもあてはまる。自分の腕を磨くために、患者を実験台として不要な治療を行おうとする歯医者も多い。医療のAI化でどれだけの人が救われるだろうか。是非期待したい。

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