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[ネコノス手帳 No.315] 2022.8.8.mon. もーそー系アナキストのれいわな日々。

今日、頼んでおいたポスターが届いた。

日除けにもなるポスターだが、最初に貼るときはちょっと勇気がいったな。
申し込んですぐ届いたものの、正直なところ、頼むんじゃなかったかな、と、わたしにしてはめずらしく後悔したくらいだ。

貼るまでにずいぶん時間がかかったなー。2カ月くらいか、それ以上だったか。そのときはA2だったけど、今はA1サイズ。馴れるものだわ~。

仲間がいればまた違うのだろうけど、常に単独行動でそしてもーそー系となると、この滅びつつある我が国の様子を知るにつけ、なんとかせねばとは思うものの、政治活動に入り込んでいくにはためらいがある。

アナキストとしてはそんなことを言ってる場合ではない。ビラでも作って、というノリから、手書きの『かぼしんぶん』というのを20号まで作ったことがあった。A4片面に鉛筆書きで20カ月続けたが、腱鞘炎になりかけて断念。


栗原康という無駄に顔のいいアナキストがいる。

反原発のデモにまくビラを作ろうと徹夜で原稿を書いてたら、やたらと長くなっちゃって6000字を超え、さらに友人がそれに加えて8000字超え。A4片面にびっしり入れたのはいいけど小さすぎて読めない(しかもそのタイトルは「仮病の論理」で反原発とは関係ない)。

友人がそれをコンビニで500枚もプリントしてきてデモ会場で配ろうとしたのだが、そんなものだれも受け取ってくれない。悔しいから丸めてデモ隊に投げつけるは、結局そのまま道端に置き去りにしたら、デモ隊のゴミ拾いおばちゃんにかたずけられたというおバカな話があって笑った。
    岩波新書『アナキズム  一丸となってバラバラに生きろ』栗原康著

そのビラを、ただひとり受け取ってくれた人がいて、それが山本太郎だったという話。「いい人だ」と栗原康は書いている。ほんといい人だなー。



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