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あの時の気持ち

先日、息子の初めての運動会に参加した。

気合いを入れて、朝から弁当作ったり、場所取りをしたり...ってもうしなくて良いんですね。幼稚園にもよりますが息子の幼稚園はお昼には終わるスケジュールで、観覧席も自分の子が演技終わったら次の親御さんへ譲るという、立ち見での応援でした。

そのほうが写真やムービーもじっくり撮れるし応援もできるから良いなぁと思いました。そして、自分もカメラを持参して、いざ息子のかけっこを撮るぞ!とゴール前で気合い十分に準備していると、息子の番がきた。

スタート地点から走ってくる息子の姿をパシャパシャと撮る。めっちゃ笑顔でゴールする息子。順位は...そんなの関係ねぇ!全力で走ったことが大切なのです。

写真を見返すとそこには満面の笑みでゴールしている息子がしっかりと残っていました。撮れた、撮れた!と喜んでいたのもつかの間...んー なんだこの中途半端な気持ちは。

よーく考えてみたら、撮ることに必死で心の底から息子が走る姿をこの目に焼き付けて応援できたのか!?という事に気がついた。

あー、そいうことかと。

結婚式の挙式でゲストの皆さんがここぞとばかりにパシャパシャとスマホやミラーレスなどのカメラで撮影をしています。もちろんお二人のカメラマンがしっかり撮っているので、ゲストの方には式の雰囲気を感じてほしいから撮影を禁止にしたら良いのになぁと、仕事柄感じていました。

それが今回の運動会と重なったのです。

息子が走ってる時に、応援ができたのか!?目に焼き付けることができたのか!?ゴールをした後に拍手できたのか!?複雑な思いですが来年はカメラを持っていかない方向で一生懸命な息子の姿を一生懸命、応援しようかなと。演技以外はオフショット的な感じで残すけど。笑

追加で。

あと気になったのが拍手!園児たちの演技のあとの拍手が小さかったり(親はほとんどカメラ持ってるから)、聞こえてきてもまばらだったり、小さかったり...

やっぱりライブ感を大切に頑張った園児に対してすぐに拍手で応えたいと思った。


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