見出し画像

巷を賑わせてる『香川照之』と『六本木クラス』から学ぶこと

前回は、FXの戦略と言う事で最大ボリュームの記事を書いた所、意外な所から反響あって、ありがとうございます!
いや、ネットってつながってるんだなと改めて感激。
今後のモチベーションにさせていただきます😁

今回は箸休め回という事で自由回。

さて何を書こう?

先週の神戸旅行の話?

エリザベス女王の話?
いや、それなら同時期に亡くなられた稲盛和夫氏の話を私はしたい。ホントにスゴイ人だったんだよ、、、

『神が手を差し伸べたくなるぐらいにまでがんばれ。』

今週のFXトレードの話?
いや、しばらくFXはお腹いっぱい。
どーせだったら次にFXネタ書く時は、ボロ負けした時に怨念のように呪い綴りたい。
明日からの週は注目指標あるから気をつけよう。
それだけだ。

もっと他に何か話す事があったような、、、

あった!

あるじゃないか。

そう、香川照之だ!

実は私、大ファンだったのです。
確かにあの写真は強烈ですが、率直な意見としては「テレビの中とまんま一緒やん!」というツッコミでした。

もちろん、人としてひどいと思いますよ。
でも芸能人ってそういうものありき前提という視点で見てたので大物の香川さんとなると「ですよねー」って感じにもなる。と言っても誠実なイメージで売ってただけに衝撃でしたけどね。
でもそれ以上に、劇中の演技の精度が高かったのはそのままの素でいけたからなのか。と分析してしまう。
そう自分を意識させるのはそれほどまでに香川照之という俳優のスペックが高かったという事の裏返しなのだろう。

聞けば西麻布界隈ではもともとほぼ出禁になっていたとか、、、
あのクラスになると『出禁すら』楽しんですらいそう。

自分のような庶民には全く理解ができない世界だ。
そりゃ俺も男ですから?女の子は好きだし興味もあるよ?
だけど、『勝負の世界で天下とったるぜ』的な野心や、『作家になりたい』夢『億稼ぐ』目標、とかに比べれば話にならないレベル。

でもあの人はもう頂点までいっちゃってるから、もう、普通の楽しみでは満足できないんだろうなぁ。

ということで今の正直な気持ちとしては、今後の『カイジ』や『半沢直樹』、『99.9』とかドラマや映画の出演どうなるんだろう?という好奇心か心配かよくわからない感情にまみれております、ハイ。

そうそう、それで香川照之のドラマといえば今やってる六本木クラス。

「六本木クラス」は、世界的なヒットを記録した「愛の不時着」と人気を二分した韓国ドラマ「梨泰院クラス」の日本版だ。東京・六本木を舞台に、復讐を誓った青年が、金と権力を振りかざす巨大企業に屈することなく仲間と共に立ち向かっていく姿を描く。

ワタシこれ、第1話見てすぐ損切りしました。
「見続けるに値しない」ドラマと判断したからです。
竹内涼真、香川照之と豪勢なキャスティングですが、アピールポイントが配役だけでは数々の名ドラマを見てきた私の心の臓には届かない。

時間は有限。専業トレーダーと言えば時間が無限にあるように誤解される事が多いが、トレードするにも検証は膨大な時間が必要だし、サブカルに費やすとしても見るべき作品は五万とあるのでそちらに時間を割くべき、と判断してます。

ところが、『香川事件』以降、何やら様子が変わってきたのだ。

俳優のスキャンダルなどがあると、落胆や非難から視聴率は下がるもの。
事実、香川離れから番組を見なくなった者も数多くいるだろう。

にもかかわらず、『六本木クラス』の視聴率はどんどん上がり続けているというではないか。

どういうことだ?と思い少しアンテナを張ってみた。

「国の文化・価値観の違いとさらには製作費という大きな違いで原作の梨泰院クラスには到底及ばない」とボコボコにされていた低評価の作品がまた日本独自の新しい作品として受け入れられていく変化というのは横から見てるとなかなかに面白い。これはリアルタイムで見るからこそ肌で感じ取れる空気感だ。

それだけに最終回への展開の流れも漏れていて、ネタバレも入ってくる。
聞けば原作は『土下座』がテーマらしい。
『土下座』『香川照之』といえば脳裏によぎるのは『半沢直樹』のラストシーン。
まさか、、、
『半沢直樹』で土下座し、『銀座』で土下座し、ついには『六本木』でも土下座するのか!?
そしてこれからは土下座ブームになり土下座芸人、みたいなのが出てくるのだろうか。

茶化すのはここまでにして、直近の『ドラゴン桜』(2021年TBS放送)の作風が『半沢寄せ』だったように、六本木クラスもそうさせるのか?と連想させる。(それほどまでに半沢直樹の視聴率取りは凄かった)

そもそも私は比較すべき梨泰院クラスを見ていないので完全に評価できる身分でもない。韓国人気ドラマがどれほどのものかと気にはなるが、わざわざ見ようという感情までには至っていない。

個人的に興味があるのはそんな事よりも、『六本木クラス』の逆転劇に『香川事件』がトリガーとなっているかどうかだ。

ドラマ放映期間中のスキャンダル。
実は同じような事は過去に何度も起こっている。

例えば不倫問題。
一つ上げるとすれば、ケイジとケンジ(2020年テレ朝)の放映期間中、しかも妻の女優の杏さんの妊娠中に主役検事役の東出昌大が唐田えりかと不倫という事でドラマは総スカンモードに。
そんな昔ではないから覚えている人も多いはずだ。
放映が終わった今となるとさすがに痕跡は残っていないが、当時は見るに耐えない惨劇だった。

これは、何が悪かったのだろうか?

悪役が多い香川照之に比べて、東出昌大は正義役だから?

六本木クラスがすぐ息を吹き返したのはただ運が良かったのだろうか?

いや、そこには風潮という時代の変化を感じずにはいられない。

いい例が4630万の田口君だ。
ユーチューバーのヒカルに助けられて今はTwitter開設即フォロワー10万人という人気者だ。

髪型だけは出所時のままでいてほしかった

色んな所で、炎上や窮地がチャンスをつかむきっかけになる事が増えてきた。

前回のFX記事(キングダム戦略)で、合戦もFX相場も生き物であると話したが、ドラマもまた『生き物』なんだなと。
政治や時事ニュースのタイミング、時代のトレンドで視聴率や視聴者の反応が大きく変わる。

主人公の竹内涼真の劇中での逆襲と同じように『安物』扱いされたドラマもまた、逆転劇を起こすのかもしれない。

となると、香川照之もさらなる逆転劇があるというフラグ発生か。

なんか最近は、とりあえず窮地に陥ってから逆転するというテンプレートが成功の『鉄板』プロセスのようになってきている気がするのは俺だけか?

でもこれはオカルトではなくちゃんとした根拠があって、【屈伸した方が飛びやすい】という物理現象と同じ。

私がこういった時代の些細な変化に敏感なのは、書いてる私の人生もまた遠からず似ている部分があるからだ。
事実、大病や無一文で普通の精神なら自殺してもおかしくないレベルの状態から、自己啓発だけで今が人生のピークという幸福状態にまで急転換している私もまた逆転劇組の一人なのだ。チャートに例えるなら下髭大陽線のトレンド転換。

今まで村八分という悪しき制度に根付いてきた日本。
情報化社会で時代は変わり、コロナで時代は変わる。

失敗を認める風潮は良い事だし、挑戦しやすい国になればきっと日本は良い国に向かうと思う。

ところがそれが良からぬ方向に動いている事実もチラホラ。

『大阪』に肩入れしすぎたのでは?

でもね、これは違う。
『失敗してもいい挑戦』の搾取ですよ。

香川照之ですら謝罪してるんやから。
全てにおいて透明性の高い世の中になってもらいたいものですな。

今日の記事は3000字だけど本当にすらすらと筆が進む。

ビリヤード選手や専業トレーダーなんかより、物書きの方がやはり私には向いているのかもしれない。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?