人は一県に収まるらしい
初めてちゃんと、「星の王子さま」を読んだ。
心が浄化された気がした。
愛とか絆とか美しいとか、そういった目に見えないものが結局は本質的に人に必要なものなんだろうなって改めて感じた。
もっと余裕のある人になりたいと思った。感情と一緒に歩めるような。
名作って言われ続けているって事は、人がこういうものを本当は求めているんだなって。色々問題も抱えてはいるけど、人も悪くないなって。
そうは本心から思ったものの、
つまならい大人になりつつあるのか、こういった面白さに気付けるようになったのか、著者も無駄だと言っているのに、
もし地球に住む二十億の人々が、なにかの集会のときのようにつめ合わせて立てば、たて二十マイル横二十マイルの広場に、らくに入るだろう。
(出典:新潮文庫「星の王子さま」サンテグジュペリ著 河野万里子訳)
と言う一節に引っかかってしまった。
自分でも嫌になるが、気になってしまったものは仕方ないと、計算してみた。
①一人1㎡とする(割と余裕あるよね?)
②2021年の世界人口が78憶7500万人とのことで、79億人とした
③人が1ヶ所に集まれば、7900km2に収まるという計算になる
④都道府県の面積を調べてみたところ、兵庫県が8,400.94km2と近かった。(静岡県は7,777.42km2らしい)
よって人は兵庫県に収まるみたいだ。
かなり大雑把だけどイメージがついたから満足。2030年は世界人口84億人くらいになるらしいし。
こうやって見てみると、地球に対して意外と人って多くないんだなって感じたと同時になんか安心した。自然に対する畏敬の念ってやつかな。
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