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AIの台頭で人はどうなってしまうのか?完結編 ~脳は世界をどう見ているのかを読んで~

皆さんこんにちは!
GWをガッツリ休んでしまったため、久しぶりの投稿となってしまいましたが、今回はこれまで書いてきた”AIの台頭で人はどうなってしまうのか?”の完結編をご紹介したいと思います。
本ブログは以下の構成でお届けしたいと考えています。

前回までの振り返り

前回の投稿から少し期間が空いてしまったので、まずはここまでの内容を簡単に振り返りたいと思います。

まずは前編での内容です。
ここでは、人類の脳の仕組みについてを簡単に解説しました。
人類には大きく分けると古い脳と新しい脳の2つの脳が存在します。
そのうち、新しい脳が知能を司っているといった内容でした。
詳しくは下記にリンクを貼っているので、そちらをご覧いただければと思います。

続いて後編の内容です。
ここでは、昨今話題になっているChatGPTを引き合いに出し、現時点でのAIの性能について触れました。そして、将来人類と同等またはそれ以上の知能を持ったAIが出てきた場合どうなってしまうのか?についてを紹介しました。
こちらも下記にリンクを貼っているので、気になる方はぜひご覧ください。

AIとその付き合い方

次に、これまでの前後編と今回のテーマであった著書「脳は世界をどう見ているのか」の内容を踏まえ、現在のAIとその向き合い方について個人的な感想を紹介します。

私個人としては、ChatGPTといった昨今のAIを上手く使いこなせるかどうかは今後重要な能力の1つになると考えます。
例えば、最近ChatGPTを使ってプログラミング知識がない人が、簡単なアプリを作成するといったような話をニュースで耳にしましたが、これまで人間が行っていたコードを書くといった単純な作業や雑務はAIがこなせるようになってきています。
このように、AIを使えるかどうかでより本質的な仕事に時間が割けるようになったり、新しい何かを始める上で大きなスタートダッシュを切ることができたり、AIを使える人と使えない人で生産性や効率性に差が出るようになってくると考えるからです。
また、AIに指示を出すといった行為は意外とコツがいるものです。だからこそ早めに触れて慣れておくことは大事かなと感じています。

とはいえ、今回紹介した著書でも書いているのですが、AIは人類に及ばない部分も多くあります。
だからこそ、AIが出した答えに全てを委ねることは非常に危険です。
例えば、ChatGPTを使ったことがある人であればわかると思いますが、間違ったことを如何にも正解のように伝えてくることもあります。
上記のような観点から、AIが正しい回答をしているのかということを判断できるだけの専門知識を持つというのは、これから先も価値があることだと考えます。

AIのこれからと締めくくり

最後に、「脳は世界をどう見ているのか」で著者ジェフ・ホーキンス氏が思い描いた未来についてご紹介して締めくくりたいと思います。
ホーキンス氏は将来人類の知能を超えるAIが出現することを予想しています。
そしてそんなAIが現れた際の使い道として、地球外にいる知的生命体に対して、人類がこれまで解き明かした知識を伝えられるようにするといった提案しています。
例えば、仮に地球が居住不可能な状態になったとしても、遥か遠くに存在するかもしれない知的生命体に信号を送り続け、信号を確認し接触してきた知的生命体に対してこれまで人類が培った技術や知識の全てを伝える。。。

これはかなり壮大な話ですが、人類を超える知能を持ち、圧倒的に耐久性のあるAIであれば可能かもしれません。
なぜこれを最後に紹介したかというと、個人的にこのようなSFっぽい話が非常に好きなのと、将来人類を超えるAIができたときに悪用するのではなく、こんなワクワクする方向でAIが利用されるといいなぁという願いも込めつつ本ブログを締めくくりたいと考えたからです。

というわけで、今回は以上となります!!
3部作という大作になってしまいましたが、最後までお付き合いいただきありがとうございました!!

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