甘党の国フィリピンへようこそ
フィリピンに通算1年以上住んでいるんですが、私はここでケーキを食べることができません。
というのも、フィリピンが超絶甘党な国だからなのです。
バタークリーム
日本でケーキっていうと、基本的に使うクリームは生クリームですよね。
フィリピンで生クリームのケーキに出会うことは稀です。
というのも、ケーキに使用するクリームがほぼほぼバタークリームからなんですね。
日本でバタークリームになかなか御目に掛かる機会がない人もいるかもしれないのですが、バタークリームは結構重たいです。店によっては脂っこい。
フィリピンの熱いエリアで冷蔵ケースに入っていないお菓子をよく見かけるんですが、ドロドロに溶けたりはしていません。最初「なんで溶けないんだろう?」と思っていました…
そして砂糖の量が容赦ないので、基本的にかなり甘いです。
かくいう私は正直甘いものが苦手なので、いいレビュワーではないかもしれないんですが。甘党を自称する外国人同僚も一切れ完食できないことがあるほど、あまーいケーキがあるのも事実です。
スパゲティ
ジョリビーってご存知でしょうか。
フィリピンに一度でも足を運んだことがある人ならご存知の、国民的ファーストフード店です。
ジョリビーのメニューにはスパゲティがあるんですが、これがめちゃくちゃ甘いんですね。
甘めの味付けとかじゃなくてめちゃくちゃ甘いんです。
ずっと何でこんな甘いんだろう?と思ってたんですが、最近フィリピンの友人から理由を教えてもらいまして、どうやらコンデンスミルクが入っているらしい。
最初に食べたとき私はカルチャーショックを受けたんですが、甘党の友人はこれが好きで好きでたまらないそうです。
ミルクティー
みんな大好きタピオカミルクティー。
フィリピンでも好きな人多いです。
ただ、やはり甘党な国なのはここにも現れていて、
みんなかなり甘さのレベルを引き上げて飲んでいます。
大体のミルクティー屋さんが甘さを0%〜100%の5段階ぐらいで選べる(0が無糖で100が激甘)んですが、75%以下の甘さで注文しているフィリピン人をほぼ見たことがありません。
老若男女問わず、大抵100%、たまに75%で注文しています。
前述の通り私は甘いものをあまり摂らないんですが、0%(甘くないただのミルクティー)を注文していたら「0%って味しないじゃん」と言われました。
そして甘党じゃない人がフィリピンを訪れる際にぜひ思い出して欲しいのが、「アイスコーヒーやカプチーノを頼んでめちゃくちゃ甘いコーヒーが出てくる可能性がある」ということです。
エスプレッソマシンがあるようなカフェだと大抵大丈夫なんですが、あまりちゃんとコーヒー用の設備がなさそうなカフェや、タピオカミルクティー屋さんのメニューのうちの一つの場合は、アイスコーヒー(に砂糖とミルクをたくさん入れたもの)が出てくることがあります。
私はそれでどうしても飲みきれず結局友人にあげたりしたことがあるので、非甘党の方はお気をつけください。
市販のチョコレートなんかが、日本で市販のものに比べてかなりガツンと甘いのはもちろんのこと、街で目にする多くのスイーツがかなり甘めの味付けです。
日本の「優しい甘さ」「甘さ控えめ」はもう嫌だ!もっと甘いものが食べたい!という方、ぜひ一度フィリピンを訪れてみてはいかがでしょうか?
それでは。
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