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家系ラーメンを食べるときの一考察

「おまたせいたしました」と店員が言って、麺固め、油多めで注文した家系ラーメンをテーブルに置いたとき、僕には迷いはなかった。僕はもう食べる順番を決めているのだ。例えば定食とかだと、漬物からとか、味噌汁からとか、主菜からとかどれから食べようか迷ったりもする。いわゆる迷い箸というやつだ。僕が家系ラーメンを食すときには、迷い箸は起こらない。僕の勝手な想像だが、家系ラーメンを食べる人の8割は自分の食べ方を決めていると思う。これは統計を取ったわけでもなく、人に聞いたわけでもなく、完全に僕の想像のパーセンテージだ。だが、家系ラーメンというものは自由に食べて良いと思う。もちろん、家系ラーメンに限らず、食べ物の食べ方は自由なのだ。とにかく、家系ラーメンを食べれることに感謝をしたい。もちろん、家系のラーメン屋にも感謝するし、材料を作ったりしている農家さんにも感謝をする。食べ物を当たり前のように食べれること自体にも感謝をしなければならない。年を取れば取るほど、年々そう言った気持ちは強くなる。つまり、家系ラーメンを食べれている自分は幸せなのだと、そう思っている気持ちがあるということを、家系ラーメン好きな人達に伝えたいのだ。

こんなようなことを夜に書いていると、お腹が空いてくるものだ。夜10時を過ぎてラーメンを食べることほど危険なものはないので、ここで筆を置きたいと思う。

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