IT会社ほぼ勤務なし 40代男性(文系)がSalesforce管理者になって意識したこと
Salesforceに出会ったきっかけ
私は「Salesforce」なんて言葉すら知らない2016年の夏に、ハローワークから札幌のとある清掃会社に入社しました。私の入社した清掃会社ではすでにSalesforceが導入済で、IT担当者(社内で1人)として入社した私がSalesforceの管理者となります。
私が入社した時はSalesforceを導入して1年ほどでまだまだ定着化には至っていませんでした。
Salesforceに触った第一印象
Salesforceを全く知らない私は数日触ってみて、設定方法などを理解すれば、内製化できることをなんとなく理解ができました。これはものすごい武器になると感じました。
Salesforceを社内に定着化させることが使命
私が定着化させることをゴールとし、何を意識したらよいかを考えました。
毎日Salesforceに触れる
誰からの質問も受ける
専門用語は一切使わない
上記3つをまずは意識しました。
システム管理者はさまざまな部門の方とコミュニケーションを取らなくてはいけません。経営者の意見ばかりではなく、現場の意見も尊重し、融合させなければいけません。サッカーで言えばつなぎ役のボランチかもしれません。
日々、社内にSalesforceというものを伝えていかなければいけないので、伝える力を養う必要がありました。私は入社した当時、いつも鴨頭さん(@kamohappy)のYouTubeを通勤時間に聞いていました。
あとは島田紳助さんのNSCでの授業の動画も繰り返し見てましたね。
セルフブランディング大事です!
休日は勉強のチャンス
平日はSalesforce以外の業務があるのでなかなか勉強時間を確保しにくいです。休日は業務がないので、Salesforceに没頭できます。
余談になりますが、私はSalesforceのYouTubeチャンネルを運営しております。土日の再生回数は平日よりも下がります。要するにSalesforceの勉強は休日にしている人が圧倒的に少ないと考えられるので、差をつけるのは休日、大型連休、ここは狙い目です。
質問を回答して解決に導くと自分が成長する
Salesforceの管理者は社内で1人のため、さまざまな質問をもらいます。それは自分の成長のために、丁寧に情熱を持って回答します。時には難しい質問もあります。必ず解決する!という強い意志を持って、答えを見つけ出してみましょう。回答すると喜ばれますし、自分の成長にもつながるので一石二鳥です。
伝える力をより養うためプレゼンの大会には出まくる
Salesforceに触れるまでは、私はプレゼンは特にやったことがなく、経験もありませんでした。
Salesforceを始めて、1年経たないうちに、今でいうSFUG CUP、当時のSalesforce全国活用チャンピオン大会(2017)に参加、運良く決勝に進むことが出来ました。絶対に優勝するという気持ちで精一杯やりましたが、結果は優勝はできませんでしたが、全力で取り組んだの後悔はないです。
その後もSalesforceに関わるプレゼンの大会は出れるものは全て出場しました。
中小企業クラウド活用コンテストin北海道 (2018年2月27日)では北海道総合通信局長賞、
全国中小企業クラウド実践大賞福岡大会(2019年11月29日)では福岡市長賞をいただきました。
日々勉強することも大事ですが、プレゼンのスライドを作成することで、知識が整理されますし、発表することで伝える力が養えます。緊張は楽しむことが大事ですね。緊張している時は成長している証です。
練習方法のおすすめは夜中にカラオケボックスに行きモニターにPCを繋いで、マイクを使用し、一人でプレゼンの練習をしてました。ちょっとヤバいやつかもしれません。
現場を意識した言葉遣い
Salesforceに抵抗のある人も中には必ずいます。現場の方をお客様と意識し、わかりやすい言葉で伝える、これにつきます。
オブジェクト、ページレイアウト、アプリケーションランチャー、Salesforceには、さまざまな日常使わないような言葉が出てきますが、伝わりやすい言葉に変換します。
オブジェクト データ入れるところ
ページレイアウト 画面
アプリケーションランチャー 9つの点のやつ
これはほんの一例ですが、現場の方に用語を覚えてもらう必要は全くありません。まずはストレスなく利用できることが必要です。
尊重することが大事です。
別にシステム管理者は立場が上ではなく、やっていることが違うだけです。現場はシステム管理者ができないこともできます。お互いのリスペクトが必要です。
私は清掃現場に同行して清掃もしたこともあります。まずは現場を見て経験することは必要なことだと思います。
コツコツが重要 Trailhead
今いる組織で使用している機能は当然知識として必要ですが、使っていない機能も知る必要があると考えています。社内に提案ができるようになります。Trailheadは使ったことがない機能もハンズオンで体験ができ、無料なのでやらない理由はありません。
現在のバッジ数
2017年2月頃に 世界で5人に10万円が配られましたが、その1人が私でした。といったTrailheadにはご褒美もあります。とにかく触れてみるのが大事です。
Salesforceの書籍が2023/1/6に発売されました!
Salesforceで人生が変わった
Salesforceを知る前は、個人でやっていたアフィリエイトが調子が悪くなり、その上多額父親の借金もあったので上手くいかないことも多々ありましたが、Salesforceをコツコツやったおかげで以前よりは毎日が楽しくなり、無意識にSalesforceで遊べる環境に身を置けることが感謝です。私が楽しそうにやっているのを見て息子にも「Salesforceを教えて欲しい」と言われました。
これからSalesforceで人生を変えたいという思いの方の参考になれば嬉しいです。
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それではまたお会いしましょう!
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