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わたしのとなりの完璧さん


何かしたい。自分がまだ見ていない好きな世界がある気がする。

そう強く思ったのが今年初め。
いろんな場所に足を運んでみたり自分の好きな景色を見に行ったり。
自分が思いつく限りのことをできる範囲でやってみた。

・・・けどまだまだ足りないようで。
そんな貪欲な自分の環境がものすごく大きく動いたのが今から3ヶ月前。

ーー ぜひお願いしたいんだ

友人カメラマンのmaoから "対話" を軸にイベントなどをしている DANRO のスチール依頼。
前々から話は聞いていてすごく興味があったし、何か協力できることがあればと思い二つ返事。
イベントはすごく盛り上がって楽しいしココロはざわついてた。

実は、この連絡がくる前に DANROの "対話" を体験したくて代表のwakaさんとやりとりしていたばかり。
何か繋がっているなぁと思っていた🌿🕊️

やっぱ苦しかった。

対話の体験ができるとのことで参加してみたんだけど

緊張of緊張。

普段仕事で初めましての方と接する機会の方が多いけど
プライベートは人見知り&超緊張しい

はじめての環境でオンラインだけど緊張しないわけがない。笑
4人以上を大人数と捉える私は正直言って吐きそうだったし苦しかった。
(今思えばよくその場に居れた自分!🤝)

けど、人の話を聞いているのがすごく好きで、それは大人数でもへっちゃら😌✨
逆に自分にスポットライトが当たる雰囲気を察すると心臓の音がすごくうるさい。。

さらに過度の緊張がかかると謎に涙が止まらなくなって。。😭😭😭

その自分を落ち着かせようと焦った結果、
自分の話をする時には
案の定、涙の量増し増しに 😭😭😭😭😭😭←

この現象、高校の時から続く言わばコンプレックス

そんな苦しい時間を過ごしたはずなのに
終わる頃にはなぜか体がポカポカしていて
もっと話したい!!!って心が叫んでました😳

コンプレックスだらけの自分でもいい。
そう思う反面、少しでも和らげることはできないか。

変わるならここなのでは?と思っていた自分がいた。

自分を許したいと願った2ヶ月。

  1. いろんな人の価値観に触れて、自分がまだみていない世界を見てみたい。

  2. 10月から新しい挑戦をし始めたからもっと深く人と向き合いたい

  3. 人前で自分の話をすることが少しでも楽しくなれるようになりたい。(自分を許したい)

はじめたい理由を挙げてみたけど
ほとんどが仕事の時の自分。
やってみたいことが仕事に直結しやすい環境なので
自然とすぐ思い浮かんだ。

本来の自分にもスポットライトを自ら当てて探ってみたけど3つの中で1番想いが強かったんだろうな。
過去のことも全部ひっくるめて
振り返っても平気かなって思えたからこそ。

仕事の自分を育てつつ、何を経験して何を感じるのかワクワクそわそわではじまった10月。

「全部あたたかい」ワケ

やってく中で感じた自分のガードの固さ🧊🔨
良くも悪くも 相手をみすぎてる

あいづちだったりその後の返答考えたり
キャッチボールしなきゃ!っていう思いの強さから
相手の話の内容深く覚えてなかった。

話す時や聴く時の必須スキルを飛ばして
旅を続けていたんだな…。
そのスキルなくても話せるし、聞けるけど
今回自分がしたい方向性としては大事な宝箱 🗺️🧭

今まで「聞くのが好き」って
聞いてないじゃん自分!!!!って
めちゃくちゃツッコミました😂

だから悪いわけではなく、
新たなスキルを身につけられたな!
そこに気付けたのもやったからこそだなと。
一歩ずつ進んでみては地図見ての繰り返しが
旅の醍醐味だって感じられた🫶🏻

毎回終わる度、心も身体もポカポカしていて、
最初は緊張が解放されたものかと思っていたけど
みんなが恐怖や不安を共有してくれて
自分の中にも発見やヒントが持てたり、
いろんな見方があるからこそ

今の自分のままでいい

言葉にしてしまうと簡単なんだけど
それを実際に強くそう感じれたからこそ
あたたかく感じたし
次につながるヒントをくれた。

自分のとなりにいる完璧さん

完璧っていう言葉に少し抵抗がある。
自分でそう思っていないのと自分より完璧な人はたくさんいるからだ。
けどその完璧さんは突然にも、わたしの隣にいると気付かされた。

元々話を聞くことは好きで、話すこともすき。
文章書くことにも興味があった。
けど、それが言葉に口にできない限り言うのは違うな…なんか違和感だなって思ってたし言わなかった。

言葉にならない感動、不安・恐怖
心は動いているはずなのに
それが紡げないと口を閉ざして
当たり障りのない感想が出てくる。

もっと聴きたいことあったのに。

そんなモヤモヤは自分が書いているノートに「自分のことば」として残っている。
ボキャブラリーや文章の書き方に捉われず
「思ったことを口にする」のではなく「感じたことを口にする」から。

これと似た現象がもう一つ。「未来について

将来の夢、やりたいこと、目標を聞かれた時
みんなだったらなんて答えるんだろう。

私は学生の時からこの話題が(言葉悪いけど)1番嫌い。
未来のことは3日後でもわからない。
それくらい「未来」を見るのが怖かった。

それは自分の過去に関連するんだけど
何か大きなこと、成し遂げる達成感がないと目標にできないんじゃないかっていう自分への負荷。
今この瞬間を生きるのに精一杯なんだよね。

他の人から「そんなことないよ、自覚して!」と何度も言われたけどそこもお世辞だと本気で思ってた。

じゃあ今回なんでそこの壁が薄くなったのか。

今の自分の中にどんな「要素」がいるか
それが自分とイコール(=)ではないと気付けたから。

だから未来見据えるのが苦手なんだね。とか
見る角度を変えて、完璧さんと自分を一緒に作っていけるって気付けた😌✨

進んで行った先の迷子

やっていくと毎回気づきがあって
一緒に話したり聞いてくれるからこそ
こういうことかもしれないってワクワクポカポカ。

・・・その先で迷子になった 😇😇

どう聴けば。どう伝えれば。どうしてたっけ??
今まであんなに感じたこと口に出せたのに
わけわからなくなって急に見失ってしまった。

モヤモヤこの気持ちを口に出すけど
そうじゃない、、ちがうっていうまた変わった感覚。

その時に手を差し伸べてくれる仲間がいて
手を伸ばせた自分がいて。

小さいことでも変化だって足を止めて
なんでだろうって思えることがステキなこと。
自分の中にいる万能の神視点で見てみてね。
どんななっちゃんでもいいんだよ。

その中で知れた想いや自分についてはすごく自分の中で大きく、愛おしく感じる時間。
だからこそまた出発できたし今こうやって振り返りができてる🤝🕊️

やってきた中での自分なりの収穫

自分の中で掲げた3つの中でどれも収穫だったんだけど1番大きな収穫は
自分の中の自分に出会えたこと

あまり思い出したくない過去は暗く
大丈夫だと思っていたものは重かった。

自分自身を許すことを掲げて、
自分の中にはどんな自分がいるのか
みんなの心で感じたことを教えてもらって
たくさん知れた事で1つ1つ自分に馴染ませながら
結果愉しむことができた。

DANRO内の最終発表としてお話したことがあの瞬間の自分が紡ぎ出した言葉であって想いなんだなって噛み締めながら過ごしていました。
事前にノートへ書いていた事もあったんだけど自分の中でそれだけを読んでしまってキモチが乗らないと思ったあの瞬間、読むことをやめました。

原稿なしで挑んだあの時間。
自分自身を話す上ですごい進歩だなと。
2ヶ月前の自分ではありえなかったもん。😂😂

2ヶ月前ド緊張とド不安で泣いていた自分は、2ヶ月後嬉しさと愛おしさで泣きました😭(泣いたんかい)

しあわせな時間が一旦終わって
溢れ出てくる想いをどう言葉にしようか考えたのですが
・・・・まとまりません。笑

けど、あの時お話できなかった気づきでもう一つあって。

仕事として写すものは変わらないけど
より、"その人自身" を写すようになったなと。

今までは記念日だったり節目だったり。
その人の中で大切な想い出を余さず、
+α【自分から見てこんな瞬間もあったよ】というどちらかと言うとキラキラの出来事を残してたなって。

記念日やきっかけを振り返れることもすごくステキだし「写真に残す」これに向かっていろんなものを準備したりそれがエネルギーの源になったりする。
これってカタチにすることのパワーを感じるなって思う。

それに加えて
過去こんなことがあったけど今はこう。
私はこう過ごしてるよ。って
"あなたらしさ" "あなたたちらしさ"をカタチにするのも、同じぐらい大事なんじゃないかって自分の中に落とし込んだ。

マイナスな出来事が自分を取り巻いていたり
けど心のどこかで抜け出したかったり
抜け出していたり。
その複雑な気持ちをも写真へ残してもいいんじゃないかなって思う。

今のあなたが写った瞬間「過去」になってく。
写った後すぐか何分後か何時間後か何年後かの自分に
「よかったね」ってあなた自身で背中押せたりするんじゃないかって。

対話を経験してみた自分があなたのことを知っていきながら一緒に何がカタチつくのか。
必ずしも残すことが正義ではなく、
あなたがこの気持ちどうにかしたいと思ったら
こういうこと言ってる人いたよってなればと。

さいごに

DANRO入る前にwakaさんと
「入る前に撮ったものと終わった後に撮ったもの見てみたい」って話になって。
実際すぐにガラッと写真が変わるわけでもなく…
けど不思議と、この期間があったからここから変わったんじゃない?って言ってる気がして😌

これからどんな世界にしようか、
どんな世界が広がるかすごく楽しみ。

DANRO Autumnを一緒に走ってくれたみんな
最初から最後までどんな自分も見届けてくれてありがとう。
みんな愛に溢れていて手を合わせてくれるからこそ泣いて笑っていろんな自分に出会えた。

これで終わりじゃなく
いろんな波紋が広がっていくだろうし
また一緒に話したいし逢いたいから、これからもよろしくね!

またね!!!🤝✨

小林 夏花


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DANRO

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