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2023年前半の運用成績は? ~なぜか米国株のパフォーマンスが一番よかった~

2023年の前半が終わった。みなさんの運用成績はどうだったであろう。兼業投資家は短期で一喜一憂することなく長期的に資産を増やす努力を怠ってはならない。筆者の運用成績は下記のグラフの通りである。兼業投資家としてはまずまず満足している。3月、米国シリコンバレー地銀の破綻により、マイナスに凹むという時期もあったが、4月以降の東証暴騰によりそれなりの成果を挙げたと思っている。

2023年1~6月運用成績

筆者の運用ポリシーは負けない投資である。見込みが違えばロスカットは機械的に実施する。したがって運用中の銘柄はほぼプラスである。直近の運用資産のうち、日本株式が約8割、米国が約2割である。今年前半は日本株式市場が健闘したイメージがあるが、実は率としては米国株のパフォーマンスがよかった。

なぜ米国株のパフォーマンスが良かったのか?円安効果とエヌビディア、パランティアなどのAI銘柄への年初投資が功を奏したと思っている。円安効果は国力の弱体化でもあり、円安のおかげで資産が増えたのは複雑な心境である。

日本株は3本柱、メガバンクを中心とした金融、半導体製造装置関連、総合商社がうまくバランスをとりながらパフォーマンスをあげてくれた。インバウンド、リオープンも好調である。今後、海外の年金など息の長い投資が期待できる。日本株に関してはここ数年は稼ぎ時ではないかと期待している。
長い相場人生、チャンスをものにしたい。

中小型株の本格的な反発に期待している。筆者のウォッチしている中小型銘柄は多数ある。値を飛ばし始めた銘柄もある。ソフトバンクが底堅くなってきた。新興ITは値動きが激しく兼業投資家としては悩ましい存在だ。そんなときはソフトバンク、AIテーマで株価復活もありうる。低PBRも含めるとテーマは多彩である。株式投資は悩ましいが楽しい知的ゲームでもある。


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