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AI相場の行方 

米国株相場の行方に関して強弱感が対立している。強気派はSP500が下値から20%上昇、テクニカルから強気相場入りを主張、弱気派はFRBがインフレの鎮静化を第一としているため、利下げ期待の後退、長短金利の逆転からリセッション入り確実との主張。私の経験からは、相場はコンセンサスの逆を行く。相場は相場に聞くしかない。
相場の行方に大きく作用する材料が出てきた。AIである。Chat GPTの登場は大きなサプライズである。インターネットの登場に匹敵する可能性もある。
輪をかけて、NVIDIAの決算見通しが市場のコンセンサスを大きく上回った。リセッション入りの可能性とAIへの期待が強弱感の対立を招いていると想定している。生成AIがホンモノであればこれから壮大な相場が始まるであろう。現在は、まだまだ序の口である。
2000年のインターネット相場は、まさにバブルそのものであった。いわゆるドットコム相場である。本邦の代表がヤフーを見出したソフトバンクであった。

2000年に大きなパルス

分割前で199000まで2000年に駆け上がった。毎日のようにストップ高比例配分で、1日で年収を超える含みが生じ投資家がみな浮ついていた。しかし、そんなことは長く続かないのが、相場というか人生の道理でもある。2000年のチャートを見ると見事に行ってこいである。果たして、AI相場はどう動くか。

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