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【ここだけの話】シン・アンガーマネジメント

こんにちは。
生まれて初めてメガネを購入したのですが、娘から「変!」と言われ、地味にショックを受けているシンディです。(泣。。
(かなり悩み抜いて買ったのに。。。)
(メガネが似合う男に俺はなる!)
(目指すとこ合ってますか??)

さて、今日は「あなたのアンガ―マネジメントは?」というテーマでメモ書きしたことについて書きます。

「アンガ―マネジメント」という言葉、僕が初めて聞いたのはここ2、3年の話です。最近はだいぶ市民権を得たてきたなぁ、と感じています。

みなさんはいかがでしょうか?この言葉ご存知でしょうか?

言葉から想像できると思ますが、「アンガ―マネジメント」とは「”怒り”の感情をコントロールする手法」の事を言います。そのニーズが高まった背景には、企業におけるパワハラ問題が世間で騒がれるようになったことが影響しているように感じます。

怒りの感情によってもたらされる弊害が組織運営において多大な影響を与えることが明らかになってきたのではないでしょうか。会社に限らず、親子関係などのコミュニティにおいて「心理的安全性」を追求していこうとする流れは、非常に歓迎すべき流れだと感じます。

一方で、「アンガーマネジメント」という言葉に抽象化されて、”教え”として広まっている背景には、実践していくのが難しい側面もあると感じます。

今日は、既に広まっている「6秒ルール」とか「深呼吸する」とか一般的な内容ではなく、僕が面白いなぁと思って実践している方法について書きたいと思います。

ただ、使いどころが限定されるので、参考になる人は少ないかも?です。いろいろ勉強してきたけど他にどんな手法があるのか、探求心のある方のみご覧くださいw

それでは、本題へ。
いってみましょう!

怒りの感情は悪なのか

まず、メモ書きして最初に思ったのは、そもそも僕は感情的に怒ること、”怒り”を表すことってほとんどないなぁ、です。管理職時代にも、部下から「シンディさんって何でそんなに怒らないんですか?」と訊かれたほど。イライラしたそぶりや言動に移すことは滅多にありません。

これは僕のストレングスファインダーでも上位に出てきた「調和性」の資質にも表れていると思います。とにかく平和主義者で争いごとが嫌い、常に安定を望んでいます。それと、僕のストファイ(略)のTOP5を占める「戦略的思考」から、合理的に考えて怒りを表すことはデメリットが大きいと考えています。なので、自然とアンガーマネジメントができているのかな、と思います。

だからといって”怒り”を感じないわけではありません。
人と接していればイライラする瞬間はあります。大事なのは、”怒り”の感情を消す事ではなく、コントロールする事で、表に出さないことだと考えています。

なぜ”怒り”がダメなのかというと、怒りには攻撃性があるからです。
不用意に表に出すと他者、あるいは自分を傷つけていしまう刃のようなもの。本来なら、刀を持たないことが理想ではありますが、人間の精神構造上、怒りの感情を持たないのは相当難易度高いと思います。であれば、いかに刀を抜かないかを考えた方がいいのかなと思うのです

刀を持たないことが難しい理由は、”怒り”の正体は「自分の正義」だからです。怒りの感情の裏側には、自分の信念/ポリシーといった自分の正義と紐づいていて、それは自分が自分であるための大切なアイデンティティでもある。なので、”怒り”の感情それ自体は悪ではなく、自分にとっては善なんだと思います。

シン・アンガーマネジメント

「シン・アンガーマネジメント」とイキって名付けてしまいましたが😅、仏のような心を持つため斬新な手法ではありません。いかに刀を抜かないか、怒りを表に出さないかを最優先としたアンガーマネジメントです。

従来のアンガーマネジメントもそれを言っていると思いますが、マイルドな正攻法で、「そんなのムリ!」と逆にアンガーしてしまう人もいるかと思います。(ルー大柴みたく言うな)

なのでこれから紹介するのは、邪教かもしれません。。その点ご承知おきを。しかも、昔、島田紳助さんがテレビで言っていたことのTTPです。(徹底的にパクる!)

それは、
相手に怒りを感じた時、信じられない行動する人を見た時、

この人、人間1回目なんだと思う

島田紳助

です。

人は生きている間に、善い行いをして徳を積み、徳の高い人は再び人間に生まれ変わる。という思想に基づいています。まれに、他の生物から転生した人間もいるという設定が前提となっています。

つまり、相手に怒りを感じた時、「この人、前世は他の生き物だったんだ」と思え、ということです。

「うわ、最低ー…」と思われた方、ごもっともです。。

ただ、こう考えると、怒りの感情に任せて相手を怒鳴りつけたり、「何だこいつ!信じられない!」と自分の感情がネガティブに振れてしまうことを防げると思います。相手や自分を斬りつけることはなくなるというわけです。

「初めて人間やるんだから知らないだけなんだな」
「しょうがないかぁ」と納得できませんかね?

確かに、相手を見下すような態度はよくないと思います。
アドラー心理学で縦の関係を築くなと言います。それはもちろんです。すぐに哲人のように振る舞えるのならそうした方がいいです。

が、
多くの人はそうではないはず。

であるなら、
怒りの感情に支配されてしまうぐらいなら、この考え方もアリなんじゃないかな、と僕は思っています。

でもって、
「1回目なんだったら教えてあげようか」とか「きちんと説明してあげなきゃな」と相手に対して優しくなれます。こう考えれば、最初は縦の関係だったものが徐々に横の関係へと変わっていけるようにも思います。

ちょっとエキセントリックな考え方ですが、「6秒ルールとか言われてもそんな一瞬で無理!」という方は、試してみてはいかがでしょうか。

さいごに

この考え方とても面白いと思うのですが、身近な人に対しては使えないなぁ、とも思っています。自分の部下とか自分の子供に対して「人間1回目か」とか、さすがに思えませんよね笑。なので、比較的関係性が薄い人限定なのかな、と思っています。

朝会のHさんは、「相手をペンギンと思うといい」と仰っていて、なるほどなぁ、と思いました。元々空を飛ぶ能力がないのに「飛べ」と言っても無理な話です。こちらの考え方の方がソフトでいいかもですねw

どちらにしても、怒りの感情をコントロールするには自分の心に余裕があることが条件だと思います。自分に余裕がないと人に辛く当たってしまったり、ついキツい言葉になってしまったりします。

「この人、人間1回目と思う」ことは、相手を見下す以前に、自分を肯定することで心に余裕を生むことに価値があるように思います。もちろん、過剰になってはいけません。自己肯定が驕りや自惚れになってはダメです。バランスが大事だと思いますが、我に返るきっかけとして上手に使って行きたと思います。

それと、最後に注意点。
当然ですが、絶対に言葉にしてはいけません。言葉にしたら終わります。。「バルス」を唱えるのと同じ。なのでこれを書くのもちょっと勇気がいりました。

私のことは嫌いになっても、シンディのことは嫌いにならないでください!(どっちもお前やろ!)

そんなわけで、今日もここまでお読みいただきありがとうございました。
どなたかのお役に立てれば幸いです。

じゃ、またねw

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