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ACL・グループステージ3節・シドニーFC 対 横浜F・マリノス(2022.4.22ホーチミン)備忘録

個人的な印象批評を備忘のために記します。いろいろご教示ください。

2022年4月22日(金)ACL・グループH・第3節
ベトナム・ホーチミン・トンニャット・スタジアム(有観客)
インドシナ時間21:00キックオフ 晴れ/曇り
インターネット上の天気表示で29℃、湿度70%
*私はベトナム・ハノイにおりますので、私が見た時刻を記しています。
VTV6(ベトナムのテレビ局)生中継
横浜F・シドニーFC(水色)0(前半0-0、後半0-1)1 横浜F・マリノス(白)

中2日での連戦は大変ですね。しかも、今回のACLグループステージはホームもアウェーもろくにない集中開催で、F・マリノスは22日と25日に同じシドニーFCと対戦。端で見てるだけの私でも、どのゲームで何が起きたかを混同しがち。短期決戦はあれよあれよという間に進んでしまうので、「緒戦が大事」とか「試合ごとにチームが成長して」云々というのがよくわかります。一度、負のスパイラルに入ったら、そこから立て直すのは難しい。

F・マリノスのマスカット監督と、シドニーFCのコリカ監督は、古くからの付き合いらしい。日本人でもそういう関係の指導者が海外で対戦というこっとが、今後もっと増えてほしいと思います。

この日も、18:00からのホアンアイン・ザーライのゲーム(対全北現代モータース)では、トンニャットスタジアムには結構な数の観客が入ってました。21:00からの「外国のチームどうしの対決」は、どうしても観客減りますね。ベトナム国営放送(VTV6)、中継してくれてありがとう。

それでも、F・マリノスのサポーターのチャントは、しっかり拾われて轟いていましたよ。薄暗いゴール裏の席で、皆さんお疲れさまでした。

2分、シドニーの右サイド㉕タルボットが腕でF・マリノスの選手を止めようとしてファール。前のゲームでもシドニーには「上手投げ」みたいなことをする選手が多かった印象がある。

㉕タルボットはHAGL戦でイエローをもらってる。そのうち累積で出られなくなるだろう。

たとえば、W杯ではイエローカードの累積は準々決勝終了と同時に一旦リセットされる。それまでにイエローを食らっていた選手は、準々決勝でイエローを出されても、累積で準決勝に出られないということがない。そのことは、準々決勝でのプレーに影響を及ぼす(トルシエさんの言う「ディティールに現れる」の部類だと思っています)。

今回のACLのグループリーグでは、連戦を乗り切るため5人の交代枠を毎回フル活用するのが常道になっているので、イエロー累積で出られない選手がいることも含めて、戦い方を考えることになる。つまり、どこでどの選手を休ませるかの判断に、イエロー累積で休まざるを得ない選手というのも変数として入ってくるということ。大会は、生き物だ。常に予期しない変数が出てくる。

7分くらいまで、F・マリノスが攻め続けた印象。先制するために気合が入っているように見えた。

13分くらいから、今度はシドニーが攻める時間帯。

18分、コーナーキック数 シドニー 2 : 2 F・マリノス

20分、ポゼッション シドニー 44 : 56 F・マリノス

26分、シドニー⑥アミニ、F・マリノスの選手の首を掴んで倒す。シドニーの選手は、普段のトレーニングでも手をで相手を引き倒していいことになってるのかね。

31分、ファール数 シドニー 7 : 3 F・マリノス。そりゃあそうでしょうよ。

37分、シドニー㉒バージェス、F・マリノス⑰宮市を掴んで倒す。

43分、シドニー㉒バージェス、F・マリノスの⑩マルコス・ジュニオールを手で引っ張ってイエロー。そりゃあそうでしょうよ。

前半アディショナルタイムは2分。シドニーの手を使ったファールが目立った。

後半は静かな入り。知らないうちにシドニー㉕タルボットが左サイドに移っていた。

56分、ファール数 シドニー 11 : 4 F・マリノス

60分、F・マリノス⑯藤田のミドルシュート。ゲームが停滞していて久々にシュートを見た。

F・マリノス、2人交代。キャプテンマークは⑩マルコス・ジュニオールから④畠中へ。

62分、シドニー、2人交代。キャプテンマークは④ウィルキンソンから②ドナキーへ。

68分、F・マリノス、2人交代。

69分、F・マリノス、㉝角田がセンターサークル付近で受けて持ち上がる。左に預けてクロス、右に流れたのを折り返してゴール前に走り込んだ角田へ。選手交代的中で先制!かと思われたところ、シュートは枠の外へ。あら...。

75分、シドニー2人交代。

80分、F・マリノス、左からのCK。ニアですらしてゴール前でスクランブル。最後は㉝角田の前にボールが来てシュート、結果的にGKの股を抜く形でようやく先制!

F・マリノスはこの時、ベンチで㉟樺山が準備していたように見えたが、遅い時間帯に先制して事情が変わったのか、いなくなってしまった。

86分、F・マリノス⑯藤田がアウト、⑧喜田がイン。

87分、F・マリノスの選手がレフェリーにど正面から衝突。ドロップボールに。レフェリーのポジショニング、おい、こら! これがアジア。

アディショナルタイムは4分。

94分、シドニーに左CK。ゴール前でもみ合いになって、最後はF・マリノスGK①高丘がキャッチしたところに、シドニーの選手がレイトチャージというかなんというか頭でボールをゴールに押し込もうとするシーンがあり、高丘が怒る。F・マリノスの選手たちが宥めるも、結局高丘にイエローが出てしまった。

終わってみれば、ポゼッションはシドニー 34% : 66% F・マリノス、パス成功率もシドニー 69% : 84% F・マリノス、ファール数もシドニー 14 : 8 F・マリノスで、ゲームを支配していたように見えるが、80分にゴールするまでは、「今日もまた、守る相手に対して点が入らないのかな」という感じで、見ている私も少しダレてしまった。イエローもなぜかシドニー 1 : 3 F・マリノスと、無駄にもらっている気がする。3日後の再戦では、3-0くらいでやっちゃってと思わないでもない。

本日は以上。