私が思う勉強のメリット4つ ~中小企業診断士のカズユキ~
どうもこんにちは!中小企業診断士のカズユキ です。
私は中小企業診断士の勉強をする前はパチンコ・パチスロに足しげく通っていた典型的なダメサラリーマンでした。
どうして勉強を始めようと思ったかは違うところでお話ししています。
勉強することで視野が広がって本当に良かったと思います。
今回はそう言ったお話をしていきたいと思います。
内容は以下の4つです
問題解決のマインドになった
相手の立場に立った行動になった
利益計算ができるようになった
時間の大事さがわかった
こうやって書いてみるとちょっと恥ずかしいですね(^^;)
20代ならまだしもアラフォーでこれができていない状態でしたから
ほんとよく仕事できていたなと思います(^^;)
しかし、世の中の中小企業に勤めている人は勉強していない方が多いのでこういった基本的なことができていません。
こんな中年がいるから若者は嫌気がさして辞めていくのだと思います。
そういった懺悔の意味も込めて書いていきます。
問題解決のマインドになった
世の中には本当にたくさんの仕事があります。
しかし、どの仕事についても問題解決をしていくことは必要になってきます。
そして答えのない仕事に解決策を見出すことが世の中により価値を生み出すことになります。
例えばアパレル業界の仕事をしている方であれば、
「レジや包装をすばやくできるか」
よりも
「どうやって棚の陳列をすれば売れるのか」
「どうやってマネキンにコーディネートをすればより商品が魅力的に見えるか」
という仕事のほうが答えを出すのに苦労します。
そのような仕事に解決策を出せることがよりお客さんや会社に価値をもたらします。
レジや包装は仕事というよりかは作業です。
作業は慣れると誰でもある程度スピードを上げることができます。
しかしマーケティングと呼ばれる「売れるしくみ」は答えがありません。
これを解決できる力を身に着けることが必要になってきます。
時にはこれまでの常識をひっくり返すことで実現できることもあります。
ではどういったことが常識でどういったことが非常識なのかわかりますか。
勉強することで現状の世の中はどういったことをすることが常識的なものなのかを学ぶことができます。
たとえ非常識なマーケティングを実行することがあっても常識といわれている方法を学んでおいたほうが良いです。
世界的画家のピカソも抽象画を書く前のデッサンは物凄くきれいな絵を描いています。
引き出しを増やしておくことで問題解決の方法をいろいろ思いつくことができます。
勉強する前の私は不平不満を言うだけで問題解決は誰かにしてもらうようなわがままな奴でした。
今考えると本当に恥ずかしいです。
アラフォーでもこんな人は結構いますので、こんなおっさんに負けずに勉強すればあっさり超えることはできますよ(^^)
**
相手の立場に立った行動になった**
これって言われるとそりゃそうだと思うのですが、社会人でもできていない人は多いです。
どうしても自分中心に考えてしまうことは多いです。
やはり自分に不利益が多いと不平等に感じて「自分はこんなに頑張っているのに周りはサボっている」とか思ってしまうことがあります。
これは相手の状況や立場などが見えていないのでそう思ってしまいます。
相手の部署のことをよく知らないと、「自分の部署は役割をしっかり実行している、納期は遅れているのは次工程の部署の責任だ」と責任を擦り付けがちです。
しかし、ジョブローテーションにより部署が変わってみると次工程では前工程のミスをカバーするために頑張っていることがわかったりします。
自分たちの仕事の品質が悪かったせいで納期が遅くなっていたことに気付くと、「次工程はフォローしてくれていたから仕事が遅くなっていたんだ」と相手の仕事が見えてくることで見方や価値観が変化します。
そんな私も自分が不利益を被るとすぐに文句を相手に言っていました。
解決策を導くことと似ていますが、自分が不利益を被るには何か理由があります。なぜそうなっているのか、それを一緒に解決するためには相手がどういう状況にあるかをしっかり把握する必要があります。
上記の例ではミスが多かったことが判明しましたので、前工程でミスを防ぐための対策が必要です。
部分最適よりも全体最適の心を持ちましょう(^^)
ただしこれは自分は不利益を被っても相手に利益を与えるという意味ではありません。
それだと自分のストレスが溜まってしまってあまり長く持ちませんので、WIN-WINを心がけてください。
そして相手が協力してくれたら感謝の言葉を述べて気持ちをしっかり伝えて下さい。
本当に細かいことですが、社会人は感謝を伝えたり認めてあげたりといった細かいことが仕事の信頼度にもつながってきます。
**
利益計算ができるようになった**
私の場合は会社の利益がどれだけ出ているのか、商品の原価がどれほどなのか全く教えてくれませんでした。
平社員ならまだしも役職がついてもその状態でした。
この環境が利益計算を全くできないダメサラリーマンを量産していました。
販売強化したい商品の企画では「セットにして安くしよう」という発想しかありませんでした。
そうすると売り上げは上がっても利益が出ないことにあまり気付いていませんでした。
例えばある商品の原価が500円
販売価格を1,000円にしていた場合と、
販売促進企画で3つセットで2,100円
に価格を設定したことを考えます。
セット販売をする前は1個販売で
1,000(販売価格)-500(現価)=500円(利益)
となりますが、
セット販売だと
3個販売2,100(販売価格)ー1500(現価)=600円(利益)
と3個販売しているのに600円しか利益が出ていません。
月給が20万の従業員の給料をまかなうためには
以前は400個販売で20万円の給料を払えますが
セット販売だと1,000個売らないと給料が払えなくなります。
2.5倍の商品が必要になってくると、商品を注文する手間や在庫を管理する手間、商品を傷つけてしまってロスするリスクが高くなることなど忙しく仕事をしているのにもうからない薄利多売の状態に陥ってしまいます。
私は中小企業診断士の勉強を通して、安く販売する以外にもその商品の価値を高めて販売する方法を考えるようになりました。
世の中にはマーケティングと呼ばれるどうやったら売れるかという知識がたくさんあります。
それを学ぶことで幅が広がりました。
高い商品やサービスを提供するためには、商品の特性を理解して他社よりも優れている面を強調して高くても売れる仕組みを作る必要があります。
またお客さんに安心感を与えるために実演販売やお試しができるなど単純に安くする販売方法よりも難しいです。
利益計算ができることで単純な安売りは
「安売りのタイミングでしか商品が売れない」
状態を作ってしまい、それがさらに進むと
「安くしても売れない」
状態になってしまいます。
勉強することでなぜダメなのかがはっきりわかりました。
販売企画=安売りのマインドから脱却できたので良かったです(^^)
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時間の大事さがわかった**
世の中で一番大事なのは「時間」です。
何かをしたいと思っても時間がなければ実行することはできません。
サラリーマンは時間を提供することによってその対価として賃金を得ています。
日本は長時間労働が多いので時間を奪われることによって自己研鑽することが難しい方も多いです。
その限られた時間の中で何をするかというのが重要になってきます。
私の場合時間の使い方は最悪でした。
30代はパチスロに時間を使うことが多く、タバコを吸っていないのに体が臭くなるし体調は悪くなりやすいしお金は無くなるし、ちょっと不機嫌な日が多くて妻とけんかするしなどなど書いてて恥ずかしいぐらい資産にも財産にもならない生活でした。
勉強をし始めると同じ時間を使っているのに仕事や日常に役に立つような知識が得られ、体調も安定し、お金もカラオケや旅行など家族と楽しい時間を共有するために使うようになりいいことばかりでした。
もっと早く気付くべきだったと思っても時間は元には戻りません。
たまに息抜きすることは重要ですが、できるだけ自分の資産になるような行動をしてください。
最初はちょっとした変化ですが継続することで大きな変化を生むことになります。
まとめ
自分が勉強を通して学んだことは
問題解決のマインドになった
相手の立場に立った行動になった
利益計算ができるようになった
時間の大事さがわかった
ということです。
勉強といっても何でもいいです。経営のことでなくても音楽のことや日曜大工のことなど興味のあることで構いません。
なんせ世の中には信じられないくらい知らないことだらけです。
おそらく人間の一生をかけてもすべてを知ることはできないでしょう
社会人の一日の平均勉強時間が5分くらいといわれています。
新入社員でも勉強していけば簡単に先輩社員を越えることができます。
一気に根詰めてやると嫌になってしまうので、一日少しでもいいので自分の資産になるような勉強をしてください。
私はこの場を借りて思っていることをアウトプットして仕事に必要な知識の整理やライティングの練習をしています。
こうやって思っていることを吐き出せる環境があって感謝しています。
また読んでいただける人がいるとモチベーションにもつながります。
今後も毎日何かを書いていけるよう自己研鑽していきますので、一緒に頑張りましょう!
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