やりたい人が誰でも店を開ける「台所」 6月23日は「ワインと牛モツ煮のお店」をオープン
6月23日(日)に「ワインと牛モツ煮のお店」を開くことになりました。月イチ程度の開店。
場所は地元の国府津にあるシェアキッチン「台所」です。わが家からもっとも近かった居酒屋「ごん太」の跡にあります。
誰のものか不明。いつオープンするのかわからないナゾの「台所」
「上垣くん、あそこはどういうしくみになってるんだよ」
国府津駅の前にあるラーメン屋の店主が私に聞きました。
「あそこ」とは、最近、国府津住民から注目されているココです。
「台所」。
駅伝のコース、国道沿いにこんな看板が掲げられています。
広島・宮島の大鳥居を思わせる朱色のおしゃれな暖簾まで飾られています。
フツウの感覚であれば、ここでお店が開かれるんだろうと思うわけです。
しかし、待てど暮らせど、暖簾が外に出ない。
「たまに誰かがやってるみたいなんだけど」
戸惑うラーメン屋の店主。
どうやら常連さんにもたびたび聞かれているようです。
この「台所」。
僕が移住してからお世話になっているBLENDの杉山さんが管理人となっている店でした(私はBLENDのシェアオフィスを借りている会員でもありました)。
一日から誰でも借りられるお店。いわゆる「シェアキッチン」でしょうか。まだオープンして間もないので、利用者のルールを決めている段階でした。
ラーメン屋に一緒にランチしていた同行者が、よせばいいのに、ポロッとこぼしました。
「あれ、そういえば上垣さんも今度あそこでワインを出すんですよね」
ワインと牛モツ煮のお店
国府津に移り住んでから、たびたびワイン会なるものを開いていました。自然派ワインが一日60本空いちゃう千葉県船橋市のお店「ビストロ・コマ」の店主が、自分の店ではなかなか開けづらいなと思うようなワインを持ってきてくれて、コロナ全盛期に月イチ程度で開催していたのでした。(以下記事のような感じ)
コロナ禍もだいぶ明け、その機会も減っていました。
お世話になってる杉山さんが「台所」を開くと言いました。いつも冗談交じりな杉山さん。
「上垣さん、ワイン会やりましょっか」と誘うのです。
ムリムリ。
よせばいいのに、私は「一人じゃなにもできない。誰か一緒にやってくれる人がいればですかね」と返してしまいました。
その話を横で聞いていたアベちゃんが、「僕もやろっかな」と。アベちゃんは、BLENDシェアオフィスのメンバーで、IT関係の起業家。酒飲みで、つまみにこだわる派。よせばいいのに、アベちゃんがノリノリに。
「僕が食事を担当するので、上垣さんはお酒だしませんか?」
呑兵衛のつくるツマミは美味しいのです。
「一回やってみましょうか」
私もノッてしまった。
それが、「ワインと牛モツ煮のお店」の起源でした。
「うわ、こんなワインがあるんだ」という体験を国府津で。
テスト的にやってみると、大変な来客。
それが4月のことでした。用意していたもつ煮は30分で完売。ワインも空いてしまいました。
次はどうしようか。
せっかくやるならちゃんとやろう。
アベちゃんと仕事の合間で飲みながら軽く打ち合わせを重ねて、今度の23日(日)はこんな感じで開くことにしました。
ちなみに用意するワインはコチラ。
いろいろと考えたけど、原点にあるビストロ・コマのコマちゃんが持ってきてくれて、みんなが「うわ、こんなワインあるんだ」とハッとした感じの再現。そして、牛モツ煮にあうものたち。来てくれた人たちと、私は一緒に飲んでいるはず。
ちょっと良いワインは、右隣のロゼと赤。コマちゃんと一緒に行った南フランスの造り手です。その時の映像もちょこっと。
ぜひ来てみてくださいませ。
【用意するワインの造り手】
(白)ドメーヌ・モンジレ
(赤)ドメーヌ・マスロー(造り手の情報のみリンク・当日のキュベは別)
(赤)シャトー・サン・マルタン・ド・ラ・ガリッグ
(赤・ロゼ)ドメーヌ・リショー(造り手の情報のみリンク・当日のキュベは別)
【お店のInstagram】
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