当たるも八卦当たらぬも八卦
趣味「占(うらな)われ」です。
占いならなんでも雑食で、一通り試すことを信条としています。ので、女性誌などで特集があると即買いします。そんな私、占いを信じているかというとそれほどでもなく「当たるも八卦当たらぬも八卦」と考えており、半分真剣、半分娯楽として楽しんでおります。
占いの中でも過去や現在の自分を分析するようなものは好きなのですが、未来を予測していこう系(運勢とか相性ってやつですね)は注意深く輸入するようにしています。「未来は誰にもわからない」は生きる大前提なので、ここを決めつけてくるような占いに関しては「あぁん?」となります。途中まで決めつけ口調でもいいけど、最後に「かもしれない」とか「傾向がある」とか逃げて欲しい。
占いは元々は全く信じていなくって、むしろ嫌いでした。というのは、実家で母や妹達が事あるごとに占ってきて(彼女達の趣味は占いです)、勝手にこちらの人生を決めつけてくるので辟易していたのです。一度など、当時婚約者のカミさんの改姓後の字画が悪いと言い出してカミさんに改名を提案するなどしてきたので、そりゃーもうブチ切れざるを得ませんでしたも。
そんなこんなで私にとって占いはマイナスポイントからその評価が始まったわけですが、あれこれ勝手に占われている内に慣れてきまして「あぁ、そういう見方も面白いね」と受け止められるようになってきてから楽しくなってきました。
未来を占う系は先述の通り微妙に感じるのですが、過去や現状分析としての占いは人間の類型分類法の一種だと理解していまして、そう考えると学問として面白く感じるのです。占いそのものがあっているかどうかということより、各々の占いの分類の仕方とか、それが必要とされた歴史的背景とか、占いそのものの歴史とか、とても興味深いです。未来を予測することに興味はありませんが、未来を予測しようとする人間の営みには興味があります。
そんな感じなので、気楽にどんな占いでも試してみる、占われることが趣味ということになっております(といっても占い師さんに見てもらうとかはお金がかかりすぎるのでやってませんが)。
ちなみに相性占いがもっとも苦手なのですが、これには理由があって、私とカミさんの相性を占うとほとんどの占いで相性が悪い〜微妙という感じなのです。こんなに楽しく過ごしているのに!(先方はどうかはわからないが。。。)
特に生年月日から判定する占いは軒並みダメです。ムカつくので「あえて逆張りしているんだ」とうそぶいております。カミさんと相性が良いという占いの結果が出るまでいろんな占いを放浪することも度々です。信じちゃーいないが、悪いと言われれば気にはなる。そういうものです。乙女チックですね。
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