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【本】「知」への英単語----英語ゼミ形式で覚えるはじめての教養英単語(著:星 飛雄馬)

星飛雄馬さんの著書、
「知」への英単語----英語ゼミ形式で覚えるはじめての教養英単語
https://amzn.to/3bczrkq

本書は「英語力を鍛えながら、さまざまなトピックに関する基礎知識を身につけ、人の意見に耳を傾け、自分の考えを表明するための第一歩となる一冊」と紹介のある通りの本です。

「英語を学ぶのは何のためか?」
この目的がハッキリしていないと中々学ぶ力が入らないもの。この書籍は興味を引くテーマのページから読むこともでき、好きなところから読み進めても、教養と英語力が身につく素晴らしい構成になっています。

英検3級しか持っていない僕も、必要に迫られて、システム開発方法論やマクロ経済に関することを学ぶため、英語の書籍やブログ記事などを読んだりしました。

この本の特徴的なところは、教授と太郎、花子の対話形式です。対話形式で教養が身につく話題を取り上げながら、英単語や文法・構文まで学ぶことが出来ます^_^
そして、その分野の読書案内までついていて、更に教養を深めたい方にもオススメです。何冊か拝読した書籍(日本語の本で何故かホッとしました)も紹介されていました。

取り上げられているテーマは1〜6のChapter
1.経済(お金の歴史、金融政策の大切さ、財政政策とは何か、産業政策と規制緩和)
2.政治と法
3.社会
4.国際関係
5.宗教と歴史
6.科学と技術
と広範に及びます。

各チャプターのページの初めにテーマを概観し、対話形式で英会話、その後、英単語と文法・構文を学ぶ流れです。

英語力が乏しい僕は「知への英単語」をこうやって読みました。
①初めに全体をパラパラめくる
②次に各チャプター冒頭の説明文を読む
③各チャプターの読書案内を読む
④各チャプターの対話、英単語、文法・構文を読む、音声を聞く
という感じです。

こうすることで各チャプターへの興味を湧かせてから英語に向かう、という「知から英単語」という読み方です。興味が無いと本も読み切るのは大変なので^_^

昨今は在宅勤務やオンラインでのセミナーや授業が増えています。そんな時だからこそ、教養を磨き英語力を身につけることが出来る本書はとても貴重な本だと思います。

この本がシリーズ化され、更にはスマホアプリやオンラインの教育コンテンツとして育つ未来を想像してワクワクしています。
著者の教養、お人柄が溢れた好著です。


ぜひ、多くの方々お読みいただきたいです。さっそく娘に贈呈しました^_^

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