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出社したい/させたいオフィス

アレのおかげで、今までにないほどリモートワークが一般化し、オフィスの価値もだいぶ変わってきました。そして、まだまだ在宅勤務をしているみなさんも多いのではないでしょうか?
私は自分の会社であるマイカスピリットの職場はもちろん、ダブルワークをしている日本仮想化技術の方でもオフィスに自分の席はなく、ひたすら家で仕事する生活です。
だからこそ、こんなふうに自宅の仕事環境を自分の好きなように作り込んでしまったのですよ。

デスクツアー的記事は、もう少し片付いたら書きますね。

さて、私のように自宅にしか仕事環境がない人ではなく、会社に席はありつつ、今の自宅の仕事環境が快適でなかなか出社できないと思っている人も少なくないのではないでしょうか?

そんな中で最近よく見かけるのが、「出社したくなるようなオフィスを作りました」という記事です。それをみて、本当に社員は出社したいと持っているのか、無茶苦茶気になっています。

記事に出てくる「出社したくなるようなオフィス」は基本的におしゃれ自慢のオフィスが多いんですよね。コミュニケーションのための設計もしているんだろうけど、個人のワーキングスペースだけを見ると非常にプアな感じがしちゃんですよね。フリーアドレスになってるのもあって、すごくシンプルなんですよ。サブモニターがあるぐらいで、それって今どき最低限の装備じゃないの?って思っちゃいます。

まぁ、自分の環境はやりすぎ環境だってのもあるのですが、やはり働くには自分の周りに使いやすい道具が揃っているのが本当に働きやすい環境だと思います。

正直、電車に乗ったり、車に乗ったりして通勤してまで出社したいオフィスって少なくとも自分にとってはおしゃれなオフィスではないのです。
たしかに、自宅のテーブルで仕事をする場合に比べれば、オフィスで仕事した方が楽だという場合もあるかと思います。それでも、自分が気に入った環境で自分の好きなものに囲まれて仕事をした方が良いと思うんです。

ミーティングスペースやカフェエリアなど、他の人と協働するような環境であれば、会社主導で働きやすいオフィスは作りようがあると思いますが、出社してまで働きたいと思うようなワーキングスペースは本人が考えて作るべきだと最近思っています。さすがに、DIYしなきゃというつもりはないですが、好きなようにカスタマイズさせてもらいたいですよねぇ。

働きやすさの押し付けではなく、ワーキングスペースの多様性に関してももっと気を配る企業が増えてくるといいなぁと思っています。

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