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そもそも顧客視点とは
「常に顧客視点を持て」と言うのは、マーケターに限らずよく言われることです。とはいえ、顧客視点といってもどう言う観点で見れば良いのでしょうか?(今回は超初心者向けです)
マーケティングの観点からすると、よくあるのが「こんなサービスをたくさんのお客様にご利用いただいています」とか、「たくさんのお客様に喜んでいただけます」とかいうメッセージです。これは顧客視点のようで、実は全然顧客視点ではなく、完全に提供者視点です。(わかってる人が見れば当たり前ですが笑)
「たくさん利用いただいている」や「喜んでいただける」は顧客の行動や意見を提供者側から見た言葉です。同調圧力を好む日本人はある程度このメッセージでもある程度響くかもしれません。ただ、本当の顧客目線のメッセージに比べれば訴求力は格段に低くなります。
これを顧客目線のメッセージにするには、利用したらどんなメリットを顧客が得られるのか、どんなメリットがあったから顧客は利用したり喜んだりしたのかを示す必要があります。何を期待してその製品やサービスを選んでもらうのか、これが重要になります。それが競合との差別化要因であればなおさらです。
顧客目線は単に顧客のことを書くのではなく、顧客がその製品やサービスで何を得られるのかを中心に書いていくことが重要です。
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