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小説『ロスト・ケア』の感想

本書は、介護の話でした。
これから、寿命が伸びていくと、もっともっと議論すべき問題であると思いました。
賛否あるとは思いますが、尊厳死は一つの選択として考えてよいのかと思います。
自分の父親も、老いとともに 病気が増え、精神的に自分を追い詰め生きていくことがすごく辛そうでした。
だからといって 法律的に尊厳死が出来たとしても選択しなかったかもしれませんが、その選択肢があることによって父ももう少し精神的に救われた人生を送れたのではないかと思いました。

将来、自分が認知症になり、家族の記憶がなくなっていき、自分が壊れていってしまってる時、本気で死にたいと思うかもしれません。
その時、尊厳死の選択も選択肢の一つとして考えれる世の中になっていて欲しいと思いました。

最後までお読み頂きありがとうございました。  

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