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ビジネス虎の巻№3-1~感動を生み出すには~

こんにちは!

今回は『感動を生みだす方法』をまとめていきます。

前回の№2では、~無意識の購買行動~ということで、「感動を与える」ための観点であったり、ポイントをまとめました。

そして、今回もMUPカレッジのうさぎライブで学んだ内容ですが、「感動を与える」ためにより具体的に『感動を生みだす方法』について書いていきたいと思います。

『MUPカレッジ』について、ご存知ない方はこちらにまとめてありますので、是非ご覧ください。

感動を生むには次の3つのステップが大切になってきます。

①シンプル化すること
②心理的法則を活用すること
③MKT原則の利用

詳しくは後程説明をしていきますが、そもそも、なぜ、感動を生み出した方が良いのかの理由についてまとめていきます。

①なぜ「感情を操作する」必要があるのか?

まず、なぜ「売り手側」は「買い手側」の感情を操作する必要があるのでしょうか。

数十年前とは異なり、市場にモノが溢れかえっている現在は「売りたい人」と「買いたい人」のバランスが変化しています。

現在は、

売りたい人 > 買いたい人

の構成になっています。そして、昔も今の時代も「感動」という面においては、

感動させる人 < 感動したい人

になっています。

例えば、「劇団四季」や「ライブ」などを見ても満席になって、見に行きたい希望者はたくさんいます。これは、形は違えど昔も今も変わっていません。

だからこそ、売り手側は感動を与えることが大切になってきます。

また、人間は「説得」をされたからといって、モノを買いません。「感情」が動かされたから購買に繋がるのです。

その購買に繋がるまでの、行動の流れは、次のようになります。

①Attention(注意)
②Interest(関心)
③Search(検索)
④Comparison(比較)
⑤Examination(検討)
⑥Action(購買)
(⑦Share(情報共有))

私がそうなのですが、即決して商品を購入しない場合は様々な葛藤だったり、いろんなサイトを見たり、人に聞いたりします。これを言語化すると、上記のような流れになることが多いのです。

購買後の情報共有を含めて、「AISCEAS(アイシアス)」と呼ばれたりもします。

この流れで人間は『購買』にたどりつきます。

本来は各ステップに対策が必要になってきますが、今回は全体で共通をしている部分の「感動の生み出し方」になります。

「売り手」が多い時代だからこそ、「感動を生みだす方法」を身に着ける必要があるわけです。

②感動を生みだす方法

大きく3点ありますので1点づつお伝えをしていきます。

②-1.シンプル化

№2-3でもまとめましたが、『シンプル』にすることは何よりも重要です。

「何かに追加して完成をする」のではなく、「何かを除いていって完成する」ことが大切です。

Less  is more

ですね。

なぜなら、人間は説得を嫌い、めんどくさいものは嫌いだからです。分かりやすいものや簡潔であることを好むからです。

このシンプル化を使って、売り上げが上昇したのが、「鼻セレブ」です。

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今ではなじみ深く私も、花粉症の時期は愛用をしている商品です。

この「鼻セレブ」の販売当初は「ネピア モイスチャーティッシュ」という名前で販売をしていました。当時は「保湿ティッシュ」というカテゴリーが確立されておらず、売り上げが伸び悩んで、お客さまに届けられていませんでした。

しかし、購入いただいた方からは好評の声が多く、品質には間違いない自信があったようです。

そこで、「保湿ティッシュ」の品質を分かりやすく伝えるために、2点を思い切って変更しました。

それは、

①ネーミング
②パッケージ

です。

『ネーミング』については、『鼻』というインパクトのある漢字と、高級感を表す『セレブ』を用いて、『鼻セレブ』が生まれました。今までのティッシュとは異なる、「しっとりしている」、「柔らかい」などをシンプルに伝えるためです。

また、『パッケージ』については、高級感が出ているパッケージでしたが、同様に「しっとりしている」、「柔らかい」などをシンプルに伝えるために、白くてふわふわな動物のデザインを使用しました。それが、「ごまあざらし」や「ウサギ」などのパッケージになっているのです。

上記の写真ですね。

このように、「ネーミング」「パッケージ」を変えるだけで大きく売り上げが変わるわけです。

この例を見ても、ただなんとなく、メニューを作っていたり、HPを作っていると感動を生みだす段階までにたどり着けないわけです。

これを学んだ上で様々なお店に行きましたが、シンプルに分かりやすく案内している商品は少ないですね。商品が多すぎたり、それぞれの違いがよく分からなかったりしました。

このブログももっと分かりやすくシンプルに改良していきます!!

難しいことですが、反対にこれが出来れば多くのお客さまにリーチできる可能性があるわけです。

次回は、次のステップの『心理的法則』についてまとめます。こちらは、私自身、楽しく学ぶことができましたので、楽しみにお待ちください。

最後までご覧いただきありがとうございました!!


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