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Job hunting (2)

前の記事(1)ではなんかかっこいい感じで終えてたけど、ちゃんと書こうとすると分量多すぎてなかなか書く気起きなかったしなもん。

みんなES書いてる時期(早いところは面接もやっている)だと思うので、その辺の話をしていけたらなと。

※あくまでしなもんは本選考2回しか経験したことがない素人しなもんなので、その2回の本選考やインターンのES、面接で感じたことを元に書いてるしなもんだよ

前回自分のやったことを絞って「400文字」にまとめる、という話をした。どう絞るか?どう書くか?具体的に話していきたいと思う。とりあえずしなもんが書いていたESの流れを下に記した。

(1)結論書く(状況、取り組んだ課題)

(2)課題に取り組んだ理由(なくても良いかも)

(3)具体的な施策(施策、その施策を行なった理由、その中で大変だったことや自分なりの工夫を交えながら)

(4)結果

(1)は、就活生なら耳にしなもんができるくらい聞いたことがある「結論ファースト」っていうやつ。結論見た後に文読んだ方が絶対に読む側に伝わりやすいから。大事なのは「文全体の結論を簡潔に書く(無駄な文章を取り除く)」「結果の無駄なアピールはしない」ことだ。結果のインパクトが重要だと考えている就活しなもんが結構存在する(他しなもんのES添削とか面接対策で実感した)が、そういう人達は結果に対して無駄な修飾をつけてしまう傾向にあると感じた。結果も大事だが最重要視すべきは"(3)具体的な施策"である。ここのレゾリューションをあげる方に分量を割いた方が絶対に良い(理由は後述)。(2)は書いてもいいし書かなくてもいいと思うよ。

(3)で大事なのは「アピールしたい能力に基づいた書く施策の選択」「選択した施策の深掘り」これに尽きる。前者について話そう。一般に課題解決の過程なんてものは全部書いていたら400文字にまとめるなんて不可能なのである。よって、書く事柄を絞ることがまず最初にやるべきことだ。絞る際は「アピールしたい能力」「課題解決への貢献度合」この二軸で自分がやったことを整理しよう。そしてスコアが高いものを深掘りしよう。(3)の具体例について、2つの例を示す。

結論:バイトリーダーとして新人離職率をゼロにした

施策の書き方例①:新人から悩みがないか聞いた。そしたら「忙しいときどう動いたらいいかわからない」「先輩や同期と仲良くなれない」という悩みを引き出せた。そこで前者に対しては「忙しいときに対応できるマニュアルを作成し共有」、後者には「時間帯が同じ従業員同士で定期的に食事会」という施策を講じた。他にもあんなことやこんなことやった。結果...

施策の書き方例②:新人目線で物事を考えることが解決への近道だと考え、新人から悩みを聞き出すことに注力した。内気な性格の新人もいて聞き出しに苦労したが、まずは仲良くなる為に休憩時間や手の空いた時間に積極的に話しかけることを意識した。その中で多様な質問を投げかけ、共通の趣味や話題を探し、それを元に会話の機会を増やすことを意識した。結果、新人全員と仲良くなり、本音を聞き出すことができた。その中で見出した「忙しい時の動き方が分からない」という悩みを解決すべく、忙しい時用のマニュアルを作製することを提案した。業務毎にその業務に一番精通している人に分担して書いてもらった。中には協力的でない人もいたが、新人の業務効率化による共通のメリットを説明することで説得することができた。結果...

①と②のESを比較したとき、面接官が就活生の内面を知る為にはどちらが適しているだろうか?私は②だと思う(正直①を適当に書きすぎたが)。こうやって並べると①と②の違いは歴然だと思うが、無意識に①を書いている人が結構いる。おそらく「やったことは全部書きたい」という欲張りなしなもんなのだろうが、冷静に400文字という短い字数制限の中で、やったことを全部詰め込むのは不可能に近い。また書けたとしてもその表面しか書けない。そんなESでは面接官はとてもじゃないけど就活生の内面なんかわからない。

それと比較して②はどうだろう。前半部分では、内気な人とも仲良くなり悩みを引き出すという「傾聴力」に関して、本人の「共通の趣味や話題を探して会話のきっかけにする」という工夫まで書かれており、この人がどういう方法でコミュニケーションを取るのか伝わりやすい。また後半の「非協力的な人」に対して「共通のメリット」を説明することで意識改革を促すというのも、他者を説得し巻き込むコミュニケーションのそのしなもんなりのやり方が読む側に伝わりやすくなっているのではないだろうか。さっき言ってた理由は後述はこの辺の話。

このように、字数との兼ね合いはあるが、企業側にアピールしたい、自分が自信を持ってアピールできる部分に焦点を当てて他者と差別化できるまでに掘り下げること(具体例よりもっと具体的に掘り下げても良いと思うが)が、読む側に自分の頑張り方をイメージさせ、ESを通過し面接への切符を得る為に不可欠だとしなもんは考える。

(4)は簡潔に書けば良いと思うよ。結果のインパクトをアピールしたさで修飾くっつけすぎて長くならないように気をつけよう。それよりはやったことを具体的に書く方に字数を割いた方がいいと思うよ。あと学び書く人いるけどしなもんは書かなくてもいいと思うな(たまに書けと指定しているものもある)。それを書くんだったら(以下略)

強みや自己PRを書く際も、実体験に基づいて自分がアピールしたい能力を軸に書けば良いと思うし、よくある「他者を巻き込んで...」とか「リーダーシップを発揮して...」みたいなのも、やったことを全部書くのではなくて、「どういう風に他者を巻き込んだのか?」「その中でどういう工夫をしたのか?(他者の説得や意識改革などにおいて)」に施策を絞って書くと納得できるESが書けるのではないのでしょうか。あくまで就活素人しなもんが思ったことを無賃で自己満で書いているような文章なので、鵜呑みにするというよりは、他の人のアドバイスも聞きながら、自分が良いと思った書き方を参考にしてください。

次回以降は「面接で押さえておくべきこと」なんかを話せたらいいなあと思います。いつやるかは未定しなもん。

しなもん




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