育児は「今のうち」の連続で過ぎていくのかもしれない
娘が生まれてもうすぐ4ヶ月になる。
「みてね」にあげた写真を見返すと、もう新生児の頃が懐かしい。
パパママの腕や、ぶかぶかな服に埋もれる身体。こんなに小さかったっけ。
そういえば、出産報告をしたときに先輩ママから「今だけのふにゃふにゃ堪能してね!」とか、「夜間授乳、大変だけど今のうちだよ〜」と言われた。
当時は頷きつつ、グラグラな首をしっかり支えながらの抱っこ、授乳中に自分が寝落ち・・など初めての育児にいっぱいいっぱいだったが、今思えば本当にそのときだけだったなぁと思う。
そろそろ首座らないかな〜と待ち遠しい日々だが、いざ座ったらきっと懐かしくなるんだろうな。
最近は遊び飲みが始まって授乳がうまくいかなかったり、睡眠退行らしきものがあったりと、困りごとは尽きないけれど、どれも「今のうち」と思えば少し気が楽になった。
3ヶ月からは特に成長著しく、1〜2ヶ月の頃はほとんど抱っこじゃないと過ごせなかったのに、今は布団の上で遊べるし、セルフねんねもできるようになった。
自分の時間が増えたのはとてもありがたいのだが、子を置いて出かけるわけにはいかないので、”暇じゃないけど暇”なときがある。
でも、この状態も、まだ動き回らずじっとしている時間が長い「今のうち」なんだろうな、と思う。
毎日同じ遊びばっかりだなーとか、外に出て大人と会話したいなーとか、少し退屈に感じてしまうこともあるけれど、「今のうち」と思ったら、おもちゃに頼らない遊びをしてみたり、カフェに連れて行って一息ついたりと、工夫して楽しんでみようという気持ちになってきた。
小さな悩みは「今のうち」。
寝てばっかりで喋れないのも「今のうち」。
こうして育児する時間が過ぎていくのだとしたら、今この時間をもっと大事にしたいし、小さくて一生懸命に生きる姿を目に焼き付けておきたい。
そう思って、今はすやすやと昼寝する娘の顔が見える位置に座って、noteを書いている。
寝顔を見るたび、いい意味で全部ふっ飛んでいくのは何なんだろう。
この先、もっとたくさんの壁にぶつかるんだろうけど、もう戻らないこの尊さを心に刻むことは忘れないように過ごしたい。
今日も幸せをありがとう。
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