『孟子』離婁上108ー孟子の言葉(26)偉大なる孝―舜のこと

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孟子は言った。

「天下の人々が盛大に喜んで、自分に帰服しようとしている。
だが、天下が、喜んで自分に帰服する様子を見ても、草やチリぐらいにしか思わない。
ただ舜(しゅん)だけが、そうであった。

親に理解されなければ、一人前ではない。
親に従ってもらえなければ、息子ではない…。

舜は、親に仕えるための道に尽くして、ようやく、父の瞽瞍(こそう)を喜ばせることができるようになった。
そして、瞽瞍を喜ばせることができるようになって、天下は感化された。
そのうえ、瞽瞍を喜ばせることができるようになって、天下の父子の関係が定まった。

これこそまさしく、偉大なる孝(こう)と言うべきである。」

*以上、『孟子』108ー孟子の言葉(26) 偉大なる孝―舜のこと

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