『孟子』万章下165ー孟子と万章の対話(21) 尚友―時代を超えた友

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孟子は、万章に向かって言った。

「ある郷里の善い士というものは、おなじく郷里の善い士を友とするものだ。
そして、ある国の善い士は、おなじく国の善い士を友とする。
さらに、天下の善い士は、おなじく天下の善い士を友とするのだ。

天下の善い士を友としても、まだ足りないと言うのであれば、古の人物たちを考察することだ。彼らが遺した詩を歌い、彼らの書を読み解くのだ。

だが、それには、彼らの人柄を理解しなければなるまい。だからこそ、彼らの時代について考察しなければならないのだ。
これを〈尚友(しょうゆう)〉と言う。」

*以上、『孟子』万章下165ー孟子と万章の対話(21) 尚友―時代を超えた友

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