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知っていますか?猛暑は「うつ病」とも深いつながりがあります

7月から猛暑の続く2022年の夏、急激な速度で増え続けるコロナ感染者数とあいまって、体も心も疲れたと感じている人は多いのではないでしょうか?

「心と体はつながっている」というように、蓄積された疲れはうつ病につながる危険性があります。
また、「夏バテ」と「夏季うつ」の症状は似ており、本人でさえ気づかずに症状が悪化してしまう場合があるのです。

ここで見分ける!「夏バテ」と「夏季うつ」の違い

発症する時期はどちらも6月~9月で、強い日差しや暑さが原因。
日焼けする時間が長かったり、冷房に当たりすぎたりすることで疲労が溜まり発症しやすくなります。

発症時期も原因も似通った2つの不調ですが、明確に違うのはその症状です。
夏バテの主な症状は、脱水症状、胃の弱りによる吐き気や食欲不振、それによる栄養失調、疲労感などです。
夏季うつの主な症状は、食欲低下、不眠、気分の落ち込み、不安感、精神的不調などです。

同じ「食欲の低下」という言葉ですが、夏バテは吐き気を伴う食欲不振が特徴で、夏季うつはなんとなく食欲がわかないということが多いでしょう。
また、自覚できるほどの気分の落ち込み、周囲から言動の不一致を心配されるなど、夏季うつは「いつもの自分と違う何か」が起きます。
暑さにやられているという感覚に加え、モチベーションの低下が激しい場合は、うつ病の可能性も考えることが大切です。

最近調子がおかしいと思ったら……

  • 紫外線は疲労感を増加させるため、日光の浴びすぎに注意

  • 屋外との温度差は身体を疲れさせる原因になるので、エアコンの温度を低くしすぎないよう注意する

  • 食欲が出ないときも、肉、卵、チーズなどのタンパク質をしっかり摂る

  • 睡眠のリズムを整えるためにも、就寝30分前にはスマホを控える

  • 人間関係、仕事、家庭など我慢のしすぎは禁物。思い切って距離を置くことも視野にいれる

誰でもちょっとしたきっかけでかかる可能性があるものですから、「うつ病」だからといって構えすぎずに、正しく理解して適切な対処をしていきましょう。

コロナ対策は大切だけど情報に振り回されないで!

毎日発表されるコロナ感染者の数、「こうするべき」という断定的な対処法、大切な誰かを想う自主規制。
感染を広げないためには、どれも必要なことです。

しかし、皆さんのもとに届いている情報や対策は必ずしも正しいとは限りません。
現代は誰でも簡単に情報発信ができ、情報取得も簡単です。
間違った情報も、大げさすぎる情報もあたかも真実かのようにはびこっています。

また、政府や専門家の発信する情報は、最悪の事態を想定した情報であるなど、「今、この瞬間に必須」な場合ではない場合もあります。
注意するに越したことはありませんが、心が疲れているときはそういった情報からも距離をとるといいでしょう。

時には心を守るための鈍感力も必要です。
情報はあくまで情報です。本当に必要なときは、知らん顔をしていてもいずれ必ずあなたに届きます。
信頼できる家族に頼んでおくなどして、せめて心が癒えるまでは情報収集をやめるよう心がけてみましょう。

うつ症状を感じたら放置は絶対ダメ!

うつ病かもと思ったら早めに精神科や心療内科を頼り、診断してもらうことも大切です。
それによって病気ではなかったとわかることもありますし、ごくごく初期の段階で治療がスタートでき、症状がすぐにおさまる場合もあります。

このコロナ禍で病院に行くこと自体、不安になることもあるでしょう。
しかし、新宿ストレスクリニックは、病院に行くことそのものが心の負担にならないよう、感染対策にも細心の注意を払っています。
安心してご利用ください。


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