見出し画像

世界一周21カ国目:メキシコ備忘録~男二人で行ったこと意外は完璧なビーチ・カンクン~

どうも、しなーです!私は金持ち社長に連れられて世界一周をしている29歳男性です。オーストラリア、インドネシア、マレーシア、タイ、ベトナム、香港、インド、ドバイ、ケニア、エジプト、ギリシャ、イタリア、モナコ、スペイン、ドイツ、フランス、イギリス、ベルギー、オランダ、ペルーを経て、現在はメキシコを旅行しております。

メキシコと言えば
「酒・暴力・金・麻薬!」
のイメージの街。とにかく治安が悪くてすぐ銃が出てくる世紀末という印象の街でした。

ほぼ全土がそんな感じの治安が終わってる国だと思っていたのですが、メキシコの中でも全然安心して観光出来る場所もあるようで、それが僕たちが今回訪れた「カンクン」なるリゾート地です

ここはメキシコが中々威信をかけて治安を守り抜いているらしく、カンクン付近の治安は抜群に良いです。
流石に日本程ではないですが、かなり安心して夜も出歩けるぐらいの治安になります。

社長がこのカンクンという年都市をご存知で、なおかつこの一歩手前がマチュピチュという体力を使う場所だったため、休憩も兼ねて立ち寄ることにしました。

南米では有名なリゾート地であるカンクン、行ってまいりましたのでレビューして行きたいと思います。

【第一話:世界一周旅行に行くことになった理由
【前回:ペルー編


カンクンについて

そもそもカンクンって聞いたことある???

最初に僕から聞きたいことがあったんですが、皆さんカンクンって聞いたことあります???

僕の中だと「"今まで聞いたこと無かった都市名ランキング"を作ったら第4位になるぐらいには全く知らなかった地名」なんですが、皆カンクン知ってるの???

聞くタイミングあった時に周りに「カンクン知ってる?」って聞いてみたんですが、

知ってる……20%
知らない……80%

ぐらいだったんですよね。
まぁ僕が聞いた奴ら殆出不精のオタク共ばっかりなんで参考にならない数値かもしれないんですけどね。

逆に言うとパリピ系の奴らに聞いたらだいたい知ってたんで、
「陰キャ、カンクン知らない説」
を提唱してるんですが、どうでしょう。結構当たってる気がするんですよね。

カンクンの場所

Googleマップより

カンクンはメキシコのかなり右側にあります。
この先の人生で、もう一度こんな遠くまで来ることはあるのだろうか。ってぐらい遠い所にあります。

カンクンの治安

ちなみにカンクンは治安が良いと言いましたが、

写真撮影は気軽にやってくれる

こんな感じのいかつい方々がカンクンを守っていて、この姿で頻繁にビーチを歩いていたりします。いや、厳つすぎだろお前ら

こんなんがうろつく場所で悪いことは出来ないよね……ということで治安が良いわけですね。マジでメキシコ政府が全力あげて守っていることがよくわかります。

流石に夜中に女性一人で出歩く……とかだとわかりませんが、凶悪事件が起こるとかの心配は殆どしなくて大丈夫そうです。

ちなみにこの人たち、写真撮影は快く受けてくれました。
くっそ暑いだろうにご苦労さまです……。

一日目:ペルーからの脱出劇

まずはクスコ→リマへ

リマのラウンジ

前回の記事でも書いた通り、マチュピチュはクスコというクッソ交通の便が悪い所に位置しているので、まずはリマというペルーの玄関口まで移動します。

一応陸路もあるらしいのですが、僕らは空路でリマまで飛びます。
陸路で旅するのはバックパッカーさん達にまかせておきましょう。

リマ→カンクンへ

リマ→カンクンは直行便が出ており、6時間程のフライトで到着します。

6時間のフライトって言うとかなり長くは感じますが、僕らはリマに行くまでに12時間フライトを経験しているので、6時間なんてあっという間です。

ただですね、

通路で遊ぶボーイ&ガール

海外の飛行機に乗っていると中々カルチャーギャップを感じる瞬間があって、この画像もその一個です。

外国って飛行機内でもめっちゃ子供自由にさせるんですよね。

子供は好きなので全然良いんですが、僕の席のメニューをひったくっていったり、僕の足元にゴミ捨てて放置していったり、この子たちが飲んだカップが放り投げられたりするのは流石にやめてほしかったですね笑

メキシコはビザ必要なし

ビザはいらない

タイトル通りですが、メキシコはビザなしでいけます。機内でなんか紙を書けばそれでOKです。なので事前に特段申請をする必要は全くありません。着の身着のままで行けます。

麻薬所持の疑いをかけられる

メキシコは麻薬カルテルとの衝突がめっちゃ激しいらしく、それで治安が中々終わっているみたいです。

その余波なのか、空港中に麻薬犬が大量に居ます(画像は無いんですが……)。

そしてその麻薬犬、めっちゃかわいいんすよ。いやね、超ラブリーなの。

思わず近くに居た麻薬犬を「かわいいー!」って言いながら見つめてたら、なんかその子尻尾振りながら近寄ってきたんですよね。

いや犬お前近寄ってくんのかよ。

いや嬉しいんだけどさ。なんかイッヌも喜んでる感じのリアクションだったし。動物好きだから全然嬉しいんだけどさ。

まぁ取り調べされたよね。そのリード持ってる警察官に。

いや寄ってくんなよ犬お前。

一瞬で開放される

メキシコで麻薬所持の疑いかけられるとかマジで洒落にならないじゃないですか。下手しい殺されかねん。

え?僕死ぬの?と思っていると、警察官の人は案外にこやかな感じで近寄ってきます。

警「こんにちは。悪いんだけど、所持品みさせてもらえるかな?」

僕「もちろん。なんでも見てください」

ここで拒否ったら殺されるかもしれないので、こちらもにこやかにバッグごと渡すぐらいのジェスチャーを行いつつ会話します。
「イッヌ、マジでお前間違っても吠えんなよ」と念じつつ、案外にこやかな警官とお話を続けることに。

警「なんかもしかしてお菓子とか持ってる?」

僕「フリスクならあるけど……これっすかね?」

警「んー多分これじゃないな。旅行中かい?」

僕「はい、世界一周旅行してて……」

などという押収を30秒くらい続けていたのですが、

警「中国人?」

僕「いや、日本人っすね。これパスポートです」

警「日本人か!ありがとう、もう行っていいよ」

と、国籍言ってパスポートを見せた所、一瞬で開放してくれました。日本人信用ありすぎで本当に助かる。

多分この人も最初からそんな疑ってなくて、このイッヌが近寄ったから念のため話しかけて来たのでしょう。マジでイッヌ、なんでお前近寄ってきたの???

空港到着。タクシーにてホテルへ移動

メキシコタクシー

メキシコに到着したのは大分夜だったので、タクシーでホテルに向かうことに。

ここで注意が必要なのですが、カンクンはUberを使うことが出来ません。
そしてこの空港タクシー共、普通にぼったくって来やがります。

このタクシーは45ドルで乗ったのですが、最初に提示された額はなんと「85ドル」。社長が値切りに値切ってそこまで下げましたが、やってきやがります。

この感覚は東南アジア以来だったので、中々懐かしいものがありましたね。

ホテルにてタコスとビールをいただく

コロナビール
タコス

到着後はホテルにてタコスとビールを頂きました。

コロナ禍で売上が下がったことで有名なコロナビールですが、こちら実はメキシコ原産であり、カンクンでもだいたいどこの店にも用意があります。

コロナビール結構好きなので、これは中々嬉しい誤算でしたね。

二日目:いざゆかん、ビーチ

ホテル裏のビーチに

二日目は少々仕事をしてから、社長に遅れてビーチに繰り出すことにしました。

ホテルの裏

泊まったホテルは裏側にこんな感じのプールがあり、その奥に歩いていくと

なんと直結のプライベートビーチがあります。あな、素晴らしきかな。

オーシャンビューというか、オーシャンスルーと言いますか。ホテルの真裏にビーチがあるんですよね。カンクンは海沿いの高めのホテルだと確か大体こんな感じになってます。

カンクンはThe南国

こんな光景がずっとある

マジでびっくりするぐらいカンクンはイメージしている南国って感じです。

青い海に青い空。どこまでも白い砂浜が広がっていて、熱い日光が突き刺さる……そんな想像していた南国がそのままあります。

バリ島とかも社長に連れて行っていただきましたが、正直カンクンはレベル違いです。カンクンはもう一回行きたいなって本当になりますもんね。

ちょっと遠すぎるのがネックですが、憧れている人は一度行ってみてください。マジでオススメ出来ます。

けど、ぼったくられはしましたね

お昼ごはんのために非常にお洒落なKrudo Raw Bar & Grillって所を訪れました。

このお店、味は非常に美味しかったのと、景色は最高でした。

南国プレート
海を見ながら飲む酒は最高

ただ、このお店はクソボッタクリ店なので行かないほうが良いです。

「メニューをQRで読み込むと読み込めない→オススメを頼む→めっちゃ高額→クレカ決済が出来ないと言い始める→チップを25%要求してくる」

という糞コンボを噛ましてくるので、お気をつけてください。
私はごねにごねて代金とチップを5%だけ払って帰りました。メキシコで喧嘩するのは怖かったですが、主張はしたほうが良いですね。

Krudo Raw Bar & Grillって店なので、注意してください。

綺麗な海をクルージング

クルーズ船

カンクンからはフェリーが出ており、イスラ・ムヘーレスという場所まで運んでくれるサービス(勿論有料)があります。

上にある島がイスラ・ムヘーレス

このイスラムヘーレスという所には水中博物館などの面白いスポットが大量にあり、The観光地!って感じの雰囲気はイスラ・ムヘーレスの方があるかもしれません。

マジで海が綺麗
美しいオーシャン

道中はこんな美しい海を横断しながら向かうので、飽きることがありません。この海はマジで人生一綺麗だったかもしれません。

イスラ・ムヘーレス

良い写真がなかった件

カンクンでみていた感じよりも観光地観光地下感じがイスラ・ムヘーレスです。

お土産屋が大量にあったり、美しいビーチが広がっていたり、南国中の南国という感じです。めっちゃ雰囲気良いです。彼女連れてきてあげたらこれは喜ぶだろうなぁ。居ないけど。

買ったボトルに名前を彫ってくれるサービス
ショットグラス

ちなみにお酒売り場の前でおっさんがショットグラスや買ったボトルに文字を彫ってくれるサービスをやっていました。

ショットグラス3つで10$だったので、思わずお土産として購入してしまいました。メキシコはテキーラが有名なので、メキシカンテキーラ用にも使えますね。

他にもアルコールを買ったらその瓶に名前を刻んでくれるサービスをやっているようです。
プレゼントでアルコールを買っていく時、ただボトルだけ上げる形ではなく、名前を彫ってあげたらオンリーワンのプレゼントになるので、このサービスは良いなぁと思いましたね。

日本の観光地とかでもやったら面白そうな気がするんですけどね。

スーパーで買い物

キンキンに冷えたビール
メキシカンスーパー

現地のスーパーを見るのが社長・私共通で好きなことだったので、メキシコでもスーパーを見ることに。

1メキシコドル=8円ぐらいだった

350mlのコーラの缶が160円ぐらいなので、日本よりは物価が高いです。
観光地とは言え、メキシコに負けるのってどうなのよ……と思う私ではありました。

本当に今回の旅行、もう「日本が全然高くない」という事実をありありと見せつけられてしまったので、そこが悲しかったですね。
大学生の頃ぐらいまでは日本って高いってイメージがめちゃくちゃあったのに、数年で変わっちゃうもんですね……。世界の変化は早い。

檸檬堂

ちなみに社長と私の二人で謎に盛り上がったのがこの檸檬堂。
ふとした場所に日本製品が売っていたので、思わず二人で「檸檬堂あるー!!!」とテンション上がってました。

日本車は見るんですが、日本製品はそんなに見ないんですよね外国って。

メキシコ土産にハバネロを

空港の免税店

ちなみにメキシコはハバネロが有名です。
ハバネロの消費量が世界一とからしく、色んな種類のタバスコがメキシコには売っています。

友人へのお土産

友人へのお土産に小さいハバネロソースを購入しました。

こういうのってお土産で貰っても邪魔にならないので結構良いですよね。

晩ごはんをいただく

タコス
ピザ

イスラ・ムヘーレスを堪能した後は本土の方に戻ってタコスとピザを頂きました。このタコス、エビがプリプリで美味しかったですね。

ミチェラーダ?なんでしょうか

ちなみにビールを頼んだらこんな感じで出てきました。
ソルティドックみたいな感じでピリ辛の唐辛子をグラスに付着させ、トマト風味っぽい液体をビールで割ったカクテルみたいなものです。
味で言うと、やや複雑な味のする、しょっぱめのレッドアイって感じでしょうか。

普通にビールだけで飲みたかった……なんて思ってませんよ。ええ。

男二人で夕暮れの海へ

18時くらいだった気がする

ご飯を食べたところのスグ裏にビーチがあったので、訪れてみることに。

日も暮れ始めていて暗くなっているというのにこの人だかり。カンクンはまだまだ眠りません。

クラブ

このビーチはクラブが隣接しており、終始ドンドコドンドコ音がなっております。Theパリピの祭典って感じです。

カンクンはナイトクラブ的な所が結構ある

ナイトクラブ?
飯屋とかもある

僕らが止まったホテルのあたりは寂れていたのですが、中心街の辺りはこんな感じでナイトクラブが大量にあります。

ここら編は「The外国!」って感じの雰囲気があっておもろいので、カンクンに訪れた際は是非行ってみてください。

カンクンのバスは色々世紀末

カンクンバス

ホテルに帰るためバスを利用したのですが、カンクンのバスは乗り込むの自体難度が高く、なおかつバスの中も世紀末です。流石と言うべきか、色々終わってます。

ちなみに乗り方を解説しておくと

  • バス停でバスを待つ

    • バス停じゃなくても止まってくれるけど、止まってくれないときもある

  • 乗り込み時に運転手に金を祓う(現金のみ)

  • 席は勿論自由

  • 降りる所の付近になったら、運転手に叫んで知らせる(降車ベルは勿論壊れてる)

という流石は海外だなぁという仕様です。日本だったらクレームよ。

特に最後の叫んで知らせるは罠なのでご注意ください。

あと、謎にバス内で楽器を演奏していたり、超絶大声で演説を始めるやつとかが居たりするので、あんまり治安よくないのが好きじゃない人は乗らない方が良いです。

帰国に向けて断捨離を

非常にお世話になったしまむらの長袖

この日が終了し、ホテルに戻った私は断捨離を始めます。

というのも、この後行く国はもうアメリカとカナダだけ。長袖のシャツなどはもう必要ありません。

いよいよ旅も終わりが近づいてきました。

三日目 : ニューヨークに向けて出発

カンクン空港

カンクンの後はいよいよ世界一の国、アメリカです。

アメリカはニューヨーク、ラスベガス、ロスと3つ訪れたのですが、めちゃくちゃ長編となるので、

  • ニューヨーク編

  • ベガス&ロス編

という形で二分割してお送りしたいと思います。

総評

また行きたい度

★★★★☆

また行きたい度は★4つです。
ボッタクリ店を除けば物価もバカ高いわけではないですし、ご飯も比較的美味しいし、治安も良い。

そして何よりビーチが美しくてあの南国の雰囲気がめっちゃ楽しい。また行きたいですわ。
ただ、★が5つじゃない理由はやっぱり遠さですね。
なんせ地球の裏側ですからね。日本から少なくとも16時間ぐらいはかかります。

これで日本から6時間とかだったら最高なんですけどね……。
そこには最強観光地のハワイがあるんすよ……。だから日本人は皆ハワイに行くんでしょうね。

かかった費用

宿泊代:95,078円
飲食代:32,545円
移動費:153,184円
雑費:4,350円
計:285,156円
------------------------------
前回までの累計:6,316,454円
------------------------------
累計:6,574,610円

ホテル代はカンクン非常に高いです。はい。
しかもこの値段で、ちょっとそこまで質が良くないかな?ぐらいなホテルだったので、リゾート地って感じですね。

飛行機もペルーから飛んだのでそこまで高くなかったですが、日本からだと多分えげつない値段になるかとは思います。

とにかく日本からだとお金がかかる観光地。それがカンクンですね……。

まとめ

以上がメキシコ、カンクン編でした。

非常に良い経験の出来た街でした。
僕一人だったら存在自体を知ること無く人生が終わってた可能性のある街だったので、連れてきて頂いて感謝カンゲキ雨嵐でございます。

遠い以外は殆ど不満のない場所だったので、カンクンにあこがれている方は行って損は無いと思います。

そして次回はいよいよアメリカ編になります。
世界一の国。果たしてどんな街だったのでしょうか。

次回もお楽しみに!

【次回:ニューヨーク編】
【リアルタイム更新:@gareimeguri

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?