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ミーニング・ノート 1日3つのチャンスを書きだすことで未来が変わる

山田智恵さんという方の著書で、「ミーニング・ノート 1日3つ、チャンスを書くと進む道が見えてくる」という本があります。

”ミーニング・ノート”とは同著者が開発した世界初のチャンスをつかむメソッド(方法・手法)で、ノートにチャンスを書きだすことで未来が変わっていく、そんな素敵なノート術が紹介されています。

ビジュアルシンキングや書き出すことを色々と研究する中で出会った良書の一冊です。

要点としては、
①ノートを見開きにして、右半分に1週間分書けるよう、7マスに分ける。(ウィークリーページを作る)
②毎日、その日に出会ったチャンスと思った出来事3つを1マスの中に書き出す。
③書き出すときは、一つ一つのチャスンについて「出来事+意味づけ」で書く。
④1週間が終わるとチャンスが21個書きたまる。その中から特に気になるチャンスを3つ抜き出す。
⑤1週間分のチャンスを見返して、「自分」「縁」「チャンスのつながり」について考える。(この3つの視点でチャンスの意味を見出す)
⑥発見した気づきと戦略を書く。
この①~⑥を繰り返していく感じです。

以前別の記事で紹介した、「1行書くだけ日記」と似ています。
「1行書くだけ日記」は、日々の出来事を復習する形で学びを深め、同じ失敗を防げるような自分に変化することができます。

対してミーニング・ノートは、小さなチャンスを逃すことなく気づきに変えて、未来を更に大きく変えていく力があるように感じます。

ミーニング・ノートの素晴らしいところは、チャンスには3種類あると説いているところです。

①キラキラ・チャンス
 心が大きくポジティブに動く、特別な出来事。
②わらしべ・チャンス
 無数にある、少し心がポジティブに動いた、ささいな出来事。
③スパイシー・チャンス
 「こんなこと起きなければいいのに!」と心がネガティブに動く出来事。

すごいのはスパイシー・チャンスという視点を説いてるところです。
心が動くことを前向きにチャンスと捉え、意味づけをしていくのです。
こんな振り返りを続けていけば、チャンスを見逃す確率が大きく減るとともに、主体的に物事を見て、自分の人生を変えていくことができます。

私はビジュアルシンキングを主として”書くこと”を研究しているので、もちろんミーニング・ノートを実践しました。
3ヶ月半毎日ノートに書き出しました。
結局何かのきっかけかタイミングで止めてしまいましたが、実践力のあるメソッドだと思います。

著者は、ミーニング・ノートを始めてから行動力がついてミラクルが起きただけでなく、自己肯定感と幸福感も格段にアップしたと記しています。

ミーニング・ノートは、チャンス自体に答えがあるのではなく、どんなこともチャンスと捉えることで、考え方や人生が前向きになり、より負けにくい自分に、そしてよりチャンスをつかみ取れる自分に自己変革できるメソッドなのだと思います。

この記事に目を通していただいた方に、ぜひ手にとっていただきたい一冊です。

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