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赤いプジョーの日記

【この連載の背景】

私は、46歳のときの2月に休暇を取って、2週間の短期フランス語研修に参加した。学校は、ニース近郊のアンティーブという港町でした。

翌年の3月末また休暇を取ってプロヴァンスからコートダジュールをレンタカーで走った。

前半はプロヴァンスを一人で走り、、後半のコートダジュールでは、親戚筋が合流して4人になった。

この時の体験を 赤いプジョーの日記 というタイトルで NiftyServe のフォーラムに順次投稿した。当時はインターネットがなく、パソコン通信が全盛だった。

フォーラムでは、久保田さん、クロエさんとコメントをつけあったりして盛り上がった。
本記事の中では、久保田さんやクロエさんの記事も引用しています。もちろん了解をいただいた上です。

その後、時代はパソコン通信からインターネットに変わり、私は記事に写真を追加して自分のウエブ差異と(南仏ドットコム)に所載している。

ウエブ差異とはいずれ閉じることになるので、その前にノートという将来が保障されたプラットフォー无にも載せることにしました。

【小説・プロヴァンスの12ヶ月】

いまから35年ほどまえ(1989年)、イギリス人のピーターメイルという作家が「A year in Provemce」という軽い小説を発表し大ヒットした。これは、イギリスでテレビドラマにもなり、一大プロヴァンスブームに日をつけた。
日本では、『プロヴァンスの12ヶ月』として出版された。

当時、同氏は現地にすんでおり、村々やそこに住む人々が実名で登場しています。

同氏は、すでにその地で余生を終えております。

【BS特集 プロヴァンスの夏】

このプロヴァンスブームのさなか、NHKのBSで「プロヴァンスの夏」という単発の番組が製作・放映されました。ピーターメイル自身もインタビューに応じております。私は、いまでも、ビデオテープからDVDに変換したものを保存しております。

私は後年、赤いプジョーを駆って、その番組に登場する場所をたずねてまわったわけです。

【このシリーズの構成】
第1話から第話しまでは、パリに入るところからはじまり、夜行列車でパリに戻るところまでです。

第話以降は、翌年以降に何度か訪問したときの経験を整理して追加したものです。

【参考資料】

『愛と宿命の泉』(マルセル・パニョルの小説・映画、原題:Manon des Sources)
『マルセルの夏』(マルセル・パニョルの小説・映画、原題:La gloire de mon pere.)
「プロヴァンスの夏」(94年放映のBS特集番組)
『プロヴァンスの少女』(フレデリック・ミストラルの叙情詩、原題:Mireille)
『オリーブの香り』(金子 到さんが書いたエクス滞在中のエッセー)
『プロヴァンスの12ヶ月』(ピーター・メイルの小説、原題:A Year in Provence)
「135時間フランス旅行」(Chloe さんの旅行記;NiftyServe FL 94年9月)
 


「愛と宿命の泉」


「マルセルの夏」


"Mireille"


『プロヴァンスの少女』


『オリーブの香り』


日本語版の『プロヴァンスの12ヶ月』の表紙

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