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北村匠海(DISH//)、Mステ出演にあたりDISH//を語る(1)

このコロナ渦の中、自宅でネット等で動画コンテンツを拾った人は多かったのではないだろうか。

私も北村匠海という俳優は名前こそ知っていたけど、沢山いる若手イケメン俳優の一人という位の認識でしかなかった。しかも。彼は地上波の連ドラ出演は年1本程度。4〜6番手くらいの役どころが多く、いわゆる少女マンガ原作の映画を映画館で観ない私のような大人には認知も認識も低い。
彼の活躍の主戦場は映画と音楽だったとは知る由もなかったのだが、このコロナの在宅事情が私にとって彼の認知度をグッと上げる結果となった。

この在宅期間にネットで彼の出演ドラマ・映画を観た人も多かったと思う。そして彼は期せずしてそのタイミングでとてつもない歌を披露し、さらに注目を浴びる事になった。

彼の魅力を掘り下げていく中で、彼が率いるバンド(であり、アイドルグループでもあるのだ)、『DISH//』の魅力に取り憑かれてしまった。いわゆる「沼」にはまったのだ。この1ヶ月あまりで過去のライブDVD等、CDの初回限定版の特典を含めすべて購入して鑑賞した。
(余談だが、2010年代の凄さを痛感した。ネットを漁れば漁るほど、彼らの成長のストーリーが黎明期からしっかり記録されているのだ。時間がいくらあっても足りないレベルだ。)

DISH//は2011年12月の結成から8年半。紆余曲折を経て、奇跡のMステ出演に至った。(何が奇跡かは、「EBiDAN ジャニーズ Mステ」あたりでググれば端的にはわかるはず。)

きっと今週末には詳しくは知らなかった人たちが北村匠海とDISH//を知りたくなってネットで検索するだろうと予想している。
そう思って、すっかり沼にハマった私が彼らにしてあげられる事は拙い文章ながらも、彼らの凄さをすこしでも伝え、次の夢を少しでも近づけてあげたい、という事。
慣れないので読みづらいと思うけど、徒然なるままに書いてみる。

1.きっかけ
私が彼が気になったのは、TBSの日曜ドラマ『グッドワイフ』を暇を持て余して観はじめたところから。彼は出戻り主婦弁護士の常盤貴子の職場内ライバルの若手弁護士の役。まず声質がとても良い事、弁護士事務所経営者の小泉孝太郎との現代っ子っぽい先輩後輩(上司部下)のやりとりがとても魅力的に見え、一目置くことになった。

そして、彼を調べていた3月末に、YouTubeのThe First Takeというソニー系列のアーティストのプロモーションチャンネルでの彼の歌声の動画がもの凄い勢いでバズっており、私のネット検索にも引っかかり、彼がとてつもない歌い手である事を知ったのだった。それがこの動画。

現時点で1700万再生に達しようとしている。このチャンネルは歌唱力オバケたちがそのテクニックを披露するような場になっているのだが、彼は天性の声質と俳優として言葉を伝える能力の高さで「歌の内容と情景が一発で入ってくる歌」を披露したのだ。(ちょっとこのチャンネルの他の歌い手とは指向性が違う部分でもある。)
この動画を観た瞬間、俳優兼歌手枠が多い中でとんでもない逸材がまださして注目されてなかった事実に愕然とした。「菅田将暉、まちがいさがしてる場合じゃねえぞ!」と強く思った。
この時点では私は、北村匠海という俳優が歌い手として凄い事を知ったに過ぎず、週末にMステを観てネット検索を始めた人ときっと同じ位置のところ。
かたや、彼の俳優としての凄みは、兎に角『君の膵臓を食べたい』でお察しいただけるはず。

4月、彼の事をもっと詳しく知りたくなった私はDISH//について調べるようになるのだった。(つづく)

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