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WHOの”大株主2位”はゲイツ財団、6位はワクチン産業複合体 陰謀、会社、寄付…その共通する恐ろしい語源

陰謀「conspiracy=ともに(con)息をする(spir)仲間(y)」と、
会社「company=ともに(com)パン(panis)を食べる仲間(y)」は英語の語源から考えてそっくりですから、「会社に陰謀はつきものなんですよ」「陰謀に会社はつきものなんですよ」と言ってきました。

何でもかんでも陰謀論というレッテル張りをする人は、陰謀に加担する側の人と言ってもいいでしょう。別に言ってもいない極論をわざわざあげつらって、そっち側は「頭のおかしい人たちだ」という印象操作をしがちです。
陰謀論で言論封殺したい権力者は、「そうか陰謀論なのか。それなら、これ以上考えるのはやめよう」と、まさに大衆の思考停止を狙っているのです。

世界初の株式会社の前身「ジョイント・ストック・カンパニー」とされるイギリス東インド会社(※東インド会社はフランスなど他国も持っていました)を見てください。世界一の富と兵力を誇ったインド・ムガル帝国を権謀術数によって支配したのは、はるかに国力の劣る英国の一商社の商魂だったのですから。

現在のアメリカの大企業を支配しているのは、投資ファンド会社です。米国会社四季報(2020年春夏号)によれば、ファイザーは1位バンガード(8.1%)、2位ブラックロック(7.6%)、3位ステート・ストリート(5.2%)となっています。グーグルの親会社アルファベットは1位バンガード(6.6%)、2位ブラックロック(5.7%)、4位ステート・ストリート(3.3%)。エクソン・モービルは1位バンガード(8.3%)、2位ブラックロック(6.6%)、3位ステート・ストリート(4.7%)。
ここ数年大儲けしたであろう企業を例にしましたが、バンガードとブラックロックで15%程度を所有という形態が多くなっています。ちなみにウクライナ戦争で儲けたであろう、もう1社、バイデン政権のロイド・オースティン国防長官が取締役を務めていたレイセオン・カンパニーはトマホーク、パトリオットを開発した軍事会社ですが、株主1位はバンガード(8.4%)です。

話を戻します。
最近、陰謀と会社にもうひとつのことばを付け加えるべきだと考えています。
それは寄付(者)の「contiributor=ともに(con)与える(tribute)※人の接尾辞のtor」です。
 
冒頭の画像は、世界保健機関(WHO)のHPにある寄付者の上位です。最新のものが2020―2021年しかありませんが、驚くべきことに、1位ドイツ12億6800万ドルに次ぐ2位は7億5100万ドルのビル&メリンダ・ゲイツ財団です。3位のアメリカ6億9300万ドルよりも貢献しています。もはや国際機関を動かすのは国ではなく民間なのです。

ビル・ゲイツ氏は言わずと知れたワクチン信奉者、2024年にも成立するかもしれない一種の世界政府構想、パンデミック条約の推進者です。

ほかに6位には4億3200万ドルのGAVIアライアンスもあります。これも我が国の7位2億1800万ドルより上位ですが、どんな団体でしょうか。
「子宮頸がんワクチン事件」(斎藤貴男著、集英社インターナショナル2015年刊)は予防接種推進の世界的流れをよくまとめていますが、GAVIアライアンスもビル&メリンダ・ゲイツ財団もその中に出てきます。
<WHOが1974年から「予防接種拡大計画」を継続。コスパの高い保健プログラムとしてユニセフと協同で途上国のこどもにワクチンを提供。ジフテリア、麻しん、百日せき、破傷風、ポリオ、結核の接種率は同計画の当初5%から今日では80%に達したとされる。1980年レーガン大統領誕生が巨大製薬会社の急成長の根本的要因とされる。2000年ダボス会議で「GAVIアライアンス」(ワクチンと予防接種のための世界同盟)が発足。途上国とドナー国政府とWHO、ユニセフ、世界銀行、ワクチン産業界(GSK、メルク、サノフィ、ファイザーなど)、ビル&メリンダ・ゲイツ財団が参加。最大のミッションは資金調達で2006年からワクチン債が国際市場で発行される。日本は大和証券が窓口。>

貢献するだけなら文句はありませんが、問題なのは、その使い道を指定できることです。例えば、7月31日付予防接種・ワクチン・生物製剤局長のメッセージによると、「ビル&メリンダ・ゲイツ財団などは2024年に開始予定の2万6000人を対象とした1世紀以上ぶりの新しい結核(TB)ワクチンの第3相試験に資金提供した」とあります。こうした積み重ねが特定分野への貢献に偏る結果となります(※以前は簡単に寄付者ごとの配分率が見られたのですが、今は探しにくいですね。ご存じの方がおられたらお教えください)。

こうなると、WHOの政策は寄付者の意向に大きく左右されます。コロナパンデミックも相まって、世界の保健行政はワクチンに大きく舵を切っています。そして、各国もそれに唯々諾々と従い、国費で臨床試験後のワクチンを買うことになります。
私見ですが、「使い道の指定」は、被害者なき犯罪とされる贈収賄の「請託」と本質的に何が違うのでしょうか。
そこで、よく考えてみてください。アフリカの子供たちに何が必要ですか。ワクチンですか。
まず、食料やきれいな水ではありませんか。感染症を克服するために必要なのは一番に、栄養状態の改善と衛生状態の改善です。ワクチンが克服した感染症はありません。日本が結核を克服したのも栄養状態と衛生状態の改善にありました。
そもそも百歳以上の超高齢者は種痘くらいの予防接種しかしていないという事実を噛み締めましょう。健康で長生きされた先達が人間の免疫力のすごさを教えてくれています。
ユニセフのCMで盛んに「ワクチン、ワクチン」と連呼していますが、「食料と井戸だ」「そして本来の免疫力を呼び覚ませ」と連呼するべきではありませんか。
きれいごとしか言わないが、目的は自分の金儲けしかない連中のことを下衆と呼びます。
「B17 癌なき世界」を紹介する中でも、B17療法を潰そうとする会社群・寄付群・陰謀群の商魂のおぞましさを実感しています。イベルメクチンのような安価な薬を潰そうとし、強固にワクチンを守ろうとした会社群・寄付群・陰謀群がダブって見えます。
 

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