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日本を破壊する最高裁判事15人全員に✖をつけるための掲示板をつくりたい①

こんにちは、シン・説です。

表題の掲示板をつくるために、先日10月25日最高裁大法廷で性同一性障害で性別変更の要件、「生殖機能を失わせる」が15人全員一致で違憲とされた一件以来、過去最高裁でトランスジェンダーのトイレ制限や選択的夫婦別姓など家族にかかわる訴えにどう対応してきたかを調べています。

裁判例検索という便利なサイトがあって、各判事の個別意見を詳しく確認していくと、「夫婦別姓の婚姻届の不受理は憲法に違反しているとは言えない」との判決(2021年6月23日大法廷)自体が相当に危うくなっていて、今後夫婦別姓に大きく傾いていくのではないかとの危惧を持ちました。
というのも、このときの判事3人は驚くほど長文の反対意見や反対的な補足意見で夫婦別姓に寄り添った意見を述べているからです。2019年には合憲だったものが4年後には違憲になったわけですから、2025年あたりは本当に危ないと思います。

三浦守氏「夫婦別姓の選択肢ないのは違憲」
草野耕一氏「夫婦別姓は国民の福利を向上」
宇賀克也氏「夫婦同姓を定めた法は違憲」
この判事3人は、日本の家制度を前提としないのが現行憲法ということを前提に、家族より相当上に個人の自由を尊重しています。

宇賀氏は「戸籍簿上公的に確認できる氏名が消滅させられ、人格権の一内容であった生来の氏名が失われ、アイデンティティを喪失するなど氏名に紐付いていた人格的利益を失う」と戸籍での姓変更には大仰に嘆きますが、子供が父母どちらかの姓を選ばなければならないことについては、「法律婚をしている父母の嫡出子の氏は父母の氏とするというルールが設けられている一方で、子を持つ両親が離婚し、さらにそれぞれが別の相手と再婚し、それを繰り返すことは何ら制限されておらず、その結果として子自身の意思によることなく、親の離婚、再婚により、実の両親と、さらには同居の家族とみられる者とも、子の氏が異なる状況に置かれることが民法の制度上も当然想定され、容認されている。このことは、民法が、子の氏とその両親の氏は同じでなければならないことを常に要求しているわけではないことを示している」と、ああ言えばこう言うなのです。
そう主張する人たちへの配慮として、通称使用が拡大されてきたと思っていましたが、「旧姓の通称使用が国の機関における公的な文書の作成においてすら認められるようになったことは、平成27年大法廷判決で認められた夫婦同氏制の合理性の根拠を質的に希薄化させる重大な事情の変化であると考える」と逆手に取ってくるわけです。
外圧にも寛容で、「昭和22年当時は、夫婦が同一の姓を称する制度を定める国も少なくなかったが、その後、女子差別撤廃条約の採択及び発効等を経て、現在、同条約に加盟する国で、夫婦に同一の姓を義務付ける制度を採っている国は、我が国のほかには見当たらない」と、世界で最も歴史と伝統ある国、日本の三権のひとつ司法の最高機関の一員の発言とは思えません。
 
また、草野氏も「アイデンティティの希薄化がもたらす福利の減少を払拭し得る点において、選択的夫婦別氏制は、確実かつ顕著に国民の福利を向上させる」と選択的夫婦別姓を高く評価しますが、氏の変更が隠せなくなる現行の婚姻制度には「婚姻の事実を秘匿する利益を確保することが困難となる」と重箱の隅をつつきます。
子供がどちらかの姓を選ぶことについては、「選択的夫婦別氏制が導入され氏を異にする夫婦が世に多数輩出されるようになれば,夫婦別氏とすることが子の福利に及ぼす影響はかなりの程度減少するに違いない」と夫婦別姓の明るい未来に託します。
そして極めつけは、そんなに夫婦同姓がいいものなら、「伝統的文化が今後どのような消長を来すのかは最終的には社会のダイナミズムがもたらす帰結に委ねられるべき」と言い放つのです。
 
外圧に従順ですが、夫婦別姓で代表的な隣国の話題は全く出てきません。
 
加瀬英明、馬渕睦夫共著の「グローバリズムを超えて自立する日本」(2019年勉誠出版)は、中国韓国の夫婦別姓は女性差別であると詳述しています。
 
馬渕:例えば習近平さんと結婚しても「習」性を名乗れない。しかし子供はみな「習」性になる。日本の別姓論者は男女平等の見地から夫婦同姓を主張しているとみられますが、その例として中国を挙げることはまったく間違っています。中国の夫婦別姓は女性差別なのです。
加瀬:韓国もそうです。(中国は)昔から「百家姓」(パイチャーシ)と言われてきましたが、少数民族を除くと、姓が500ぐらいしかない。人民解放軍の全国の部隊を訪れましたが、どこへ行っても「姓が数百しかないので、同姓同名が多くと困る」と愚痴っていました。
日本は20万以上あります。韓国には300しかありません。
韓国には「宗親会」(ジャンチンヘ)という一族の会があります。金とか朴とか大きな一族は常勤事務員だけで30人ぐらい。もちろんこの会には、妻は一族ではないので出られません。
こんなひどい差別はない。韓国の家系図は日本のような掛け軸一枚に収まるものではなく、「族譜」(チョッポ)といって、長男による本家が持っており、50巻から70巻くらいある。妻たちの名はもちろん載っていません。妻は子を産む畑です。
 
選択的夫婦別姓導入の動きは、中国朝鮮からの移民を入れる地ならしにほかなりません。
 
この3人は先日10月25日の判決でも「生殖機能を失わせる」要件を違憲とするにとどまらず、「外性器の外観を変更する」要件も違憲とさらに踏み込みました。これは証拠ゼロの性自認を完全に認めるものです。

日本破壊を止めるには、国民審査で3人に✖ではなく全員✖です。
 
 

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