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店長である前に竹本慎であるということ。


こんにちは!梅雨が明けて晴天続きでBBQ場としては嬉しい限りです。綺麗な青とでっかい入道雲が夏の到来を感じさせますねえ。(これからの時期の現場は日差し地獄ですが...)

今日は最近の悩みと学びについて書いていこうと思います。

今の最大の悩みは『人を頼ることができない』です。

僕は今まで、チームの中では二番手ポジションを進んで務めてきました。自ら引っ張るのは好きじゃないけど、先導する集団にはいたいし頑張るリーダーを支えたいと思っていたからです。

なので頼ることよりも頼られることの方が多かったように思います。リーダーがしんどい時とか、困っているときに相談に乗ったり、代わりを買って出たりなど、リーダーを支えることを通してチームに貢献しようとしてきました。

去年までやっていた学生団体でも人事という副リーダー兼メンバーの相談役をしていました。そのため、悩み事を聞くことが多かったり、その子の成長を促せるような行動を常に意識していました。

そんな立ち回りばかりしてきた中で、今は柄にも無く『店長』をしています。『店長』は目的を言語化し、目標設定をし、手段を考え、メンバーに実行してもらい掲げた目標に到達するために挑戦と結果を積み上げていくのがお仕事です。

当然これら全てを1人でやることはできません。1人でできないからチームを組んで助け合っていくものです。

しかしながら最近の僕は人に頼ることやお願いすることができないことに気が付きました。

仕事を振るという点においては2人の副店長を通してタスクを下ろしてもらっていますが、何かわからないことできないことが発生した時に「助けてほしい!」と言えないのです。

なんでだろうと考えた時2つほど理由が見つかりました。

①思い込みが強い

僕はこうあるべきだ、こうした方が良いと考えてしまう傾向があり、一度そう思うとなかなか変えられません。今の僕は『店長』は自分で考えて解決しないといけないものだと決めつけてしまっているようです。
もっと言えば一緒に頑張ってくれている副店長やメンバーに対しても、「彼らにこの相談は出来ない」と勝手に決めつけてしまっています。学生団体の頃から人のこと舐めすぎだと怒られたのを思い出します...
相談してもないのにやる前から無理だと思っているのです。

②プライドが高い

自分ならできる、人に頼ったらできない自分を認めることになると感じてしまい、できないことを「出来ません」と口に出せないのです。
①と重なる部分ですが、『店長』は1人でなんとかするものだと感じているため人に助けを乞うことが許せないみたいです。
そんなちっぽけなプライドさっさと捨ててPDCAを回し切ることの方がよっぽど大事なのはわかっています。わかっているのに行動に移せない状態です。

僕が務める会社には優秀な人がたくさんいます。代表は言語化が天才的だし、ナンバー2はビジネスのプロであり脳内整理の天才です。社員さんはオールマイティに仕事をこなし、前店長はリードと行動力の天才です。

困った時に誰に助けを求めれば良いのかはわかっています。わかっているけど声を上げられないのです。自分に時間を割いてもらうのが申し訳ないと感じてしまうし、自分でなんとかしなきゃと思ってしまいます。

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そんな中、先日、代表とお話をする機会がありました。

そこで悩みを打ち明けると
『店長という立場に囚われすぎて、自分を見失っていないか』
というご指摘をいただきました。

つまり手段であるはずの店長が目的になってしまっているとうわけです。

別に店長業務がやりたくて店長をしているわけではありません。あくまで店長は手段であり機会なのです。

それなのに、最近は何かと店長はこうあるべき、店長として今やるべきことはなんだろうというふうに頭を使っていました。

手段が目的になると、物事の判断基準が定量的なものばかりになり自分を苦しめることになります。ずっと数字だけを追い続けるのは精神的に限界がきてしまいます。


『竹本慎としての価値観を大切しなさい』

この言葉にハッとさせられました。仕事をするのは自分が幸せになるためであり、自分が良いと思える状態でいることが幸せにつながるのです。

自分はどんな人と一緒にいたいのか、どんな環境に身をおきたいのか。それらを知るための機会として店長という役割。

人を頼るという観点においても同じことが言えます。店長としてお願いするのではなく、竹本慎が最高のパフォーマンスを引き出すために周りを巻き込む。店長をこなすためではなく、竹本慎らしくいるために。

頼れないという悩みは、目的と手段の錯誤が根本にあったようです。

なんだかすごい納得してしまって。就活を進める気になれないのも同じだなあなんて思います。(もちろん自分が逃げているだけの部分もありますが)

みんなこぞってサマーインターンのESを出しまくり選考に望んでいます。有名な会社に入るにはそれが正攻法のようですがどうしても違和感が残ります。目的が就活になっている感じがするのです。

仕事も就活も幸せになるための手段なのに、顔も知らぬ誰かが言う普通に知らず知らずのうちに流される感覚。もちろん、腑に落ちなくても行動することが大事なのは理解しているつもりです。

それでもやっぱり性格的に僕は納得が行かないと頑張れません。

だからこの夏はロックヒルズを通してとことん自分と向き合ってみようと思います。

仕事上の価値観、人間関係での価値観、幸せを感じること・もの・ひと。

それらを得るための手段として就活をできるようになればぐーんと進めるような気がしています。

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今日はなんだか話が途中ですり替わったような気もしますが、思ったままに書いてみました。

「しんさんは頼らせてくれるけど、頼ってくれないよね」

副店長にそんなふうに言われないように自分をしっかり持って、周りを巻き込んで進んで行けたらなと思います。

少し長いですが最後まで読んでいただきありがとうございました。おやすみなさい!


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