特別軍事作戦はロシアの勝手な都合によって始まった。非ナチ化とかウソ!
上記、プリゴジンがテレグラムチャンネルで発表した動画だが、どうも親露派のバカどもがロシア語を適当に邦訳して、てめぇらに都合の良い内容として拡散しているようだ。
在日ウクライナ人のナザレンコ・アンドリー氏も懸念しており、以下のようにロシア語を正しく邦訳した動画を紹介している。
以下、ナザレンコ・アンドリー氏が邦訳してくれた字幕部分を紹介したいと思う。自国の内乱を自分で鎮めることも出来ず、ペテルブルグに逃亡した最高に情けないプーチンを未だに信奉するバカ親露派が調子こいているので、プリゴジンの説明を正しくそのままの形で届けておく必要がある(※ちなみに言っておくけど、プリゴジンもプーチンに引けを取らない残虐なクソ野郎です)。
なお、邦訳(字幕部分)については言い回し等、天乃川が修正を加えた部分もありますのであしからず(ナザレンコさんゴメンね。もっと分かりやすくしたかったので)。
それでは、いってみよう。
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さて、特別軍事作戦がなぜ始まったかについてだ。
ドンバス周辺、ちょうど我々が突破しようとしていた所に、確かにウクライナの軍団が居た。
この軍団は主に、志願兵というか、ナショナリスト部隊で編成されていた。
そして通常軍のZSU(ウクライナ陸軍)、その軍団と撃ち合いをしていた。
我々は彼らを攻撃し、彼らは我々を攻撃して…
こんな感じで8年間ずっと。2014年から2022年まで。
その撃ち合いというか、砲撃戦の頻度は高くなったり低くなったりしていた。
2月24日の時点で、何一つ異常なことは起きていなかった。
今は国防省が世論と大統領を騙そうとし、ニセの物語を語っている。
ウクライナは異常に攻撃していたとか、NATOと一緒にロシアへの侵攻を企んでいたとか。
「特別軍事作戦」の理由は全然違う。
戦争は、一部のクズ共が、「俺らの軍隊は強いぞ」と喜びながら自己㏚する為に行われた。
ショイグが単に元帥に昇格する為に。そういう命令書がすでに準備されていた。
そして二つ目の「ロシア連邦英雄勲章」を貰い、事実上の平時に、「勲章二つと元帥の階級を貰った偉大な軍師」として歴史に名を刻みたかったから。
ロシア人を祖国に取り戻す為の戦争でもなければ、ウクライナを非ナチ化や非軍事化する為の戦争でもない。
ただ一人の人間の肩章に新しい星を付ける為だけに。
あの精神的に異常な人間が、死んだ時に、その星(勲章)と一緒に棺で眠る為だけに。
これらは開戦の一つ目の理由。
二つ目は、この戦争を財閥(オリガルヒ)が望んだから。
今、事実上、ロシアを支配しているクリーク。
このオリガルヒのクリークは、国家から何でも貰える。例え、海外のビジネスを制裁で失っても…
すぐに国内のビジネスを国が奪い、そのオリガルヒにプレゼントする。
だから、事業主が不法に投獄されたり銀行が破産したりしている。クリークが財産を失わないように。
彼らは国の事も戦争の事も考えていない。ただ自分の事だけだ。
だから、開戦の第二の目的は、ウクライナでメドヴェドチュクの傀儡政権を作る事だ。
メドヴェドチュクは予めキーウに潜み、ゼレンスキーが逃げ、ロシア軍が街に入ってくるのをを待っていた。
皆が武器を捨てて、彼が新ウクライナの大統領になるのを待っていた。
彼の任務は、ウクライナが支配された後、その資源と富を(ロシアの財閥に)再分配する事。
もちろんゼレンスキーを罰する事も。2014年の反逆を起こさせた米国人を罰するのは悪くないよ!
その為に使える時間がたくさんあっただろう! でも、無駄にされた。
なぜ(無駄にされたかというと)? 物資や金融の話しね。
ドンバスでバカみたいに盗みを働いていたからだよ! そしてもっと、もっと盗みたいと思うようになった。
盗む為にメドヴェドチュクが選ばれた。でも、彼は逮捕された。そして、アゾフと引き換えに交換された。
でも、オイ待てよ! ウクライナを非ナチ化するんじゃなかったの? アゾフはウクライナ民族主義の基盤だろ!
なんで交換するんだよ!
ヤツ(メドヴェドチュク)なんてどうでも良いだろ! 射殺されたって良いだろ!
で、一番大きな疑問。なぜアゾフをロシア兵士と交換しなかったんだよ? 我が同胞の捕虜と。
なんで、あのゴミみたいなメドヴェドチュクと交換するんだ。「偉いロシア政府の方と仲が宜しい」以外に、ヤツに価値なんてないだろう!
ヘルソン州などを掌握した時に、第一に何が起きた? 鉄、重機、その他を急いで大量にロシアへ持っていったんだよ。
ポパスナヤでも、たくさんの工場を掌握した! 破壊されていない工場だ! そのまま稼働させれば良かったのに…
でも、設備がロシアに持っていかれただけだ。
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以上がプリゴジンの正しい発言内容だ。よく覚えておいてほしい。
親露派のバカどもがウソやデマを拡散させていたら、容赦なくツッコミを入れてやってほしい。
駆け足になってしまったが、今日はこんなところで。
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