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45、イギリスと韓国の例からワクチンの無意味さを学ぼう

イギリスのボリス・ジョンソン首相は13日、同国でオミクロン株による初めての死者が確認された事を明らかにした。

イギリスではこれまでに5,000人近くがオミクロン株に感染していて、ロンドンでは感染者の44%以上がオミクロン株の感染者だという。

ジョンソン首相は「オミクロン株に軽症が多いという考え方は、いったん忘れるべきだ」として、3回目のワクチン接種を終えたい考えを示している。

――しかし、どうにも気になる。オミクロン株による初の死者が確認されたという事だが、その死者の属性が全然分からない。イギリス保健省のホームページやBBCを確認してみたが何処にも紹介されていない。

オミクロン株による死者が基礎疾患のない元気な子供だとしたら注目に値するが、基礎疾患のある高齢者だとしたら、申し訳ないがそれは自然の摂理だろうから特筆すべき事ではなない。

そもそも、「オミクロン株に軽症が多いという考え方は、いったん忘れるべきだ」――として3回目のワクチン接種を推し進めようとする考え方の意味が分からない。軽症なら別にワクチンなんて必要ないと思うのが常識だろう。

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このグラフは12月12日までの、各国のワクチン接種率を示したグラフだが、イギリスは国民の75%がワクチンを接種している。

Web キャプチャ_14-12-2021_94756_ourworldindata.org

上記は各国の感染者数の推移だが、イギリスでは今年の6月頃より感染者数が上下しながら徐々に増え続けているのが見て取れる。

――ていう事はですよ、ワクチン接種率が低いからオミクロン株に感染する人が増加しているわけでもなければ、オミクロン株による死者が発生しているわけでもない。むしろ、ワクチン接種率が向上していく状況に比例して、感染者数が増えちゃいませんか? そういった疑問が湧いて来るワケですよこれは。

お隣の韓国なんか日本よりもワクチン接種率が高いのに、本日14日の午前零時における重症者数は「906人」、死者数は「94人」と過去最多を更新している。

Web キャプチャ_14-12-2021_101429_ourworldindata.org

上記は各国の100万人あたり死者数の推移を示したグラフだが、韓国はイギリスに迫ろうかという勢いで死者数が増加している。

Web キャプチャ_14-12-2021_102124_ourworldindata.org

日本と韓国だけを見比べてみると、韓国の死者数が異常に増加している事がよく分かる。

「ワクチンには感染や発症を予防する効果はないが、重症化を防ぐ事はできるのだ!」

このような合言葉をあちこちで耳にするのだが、そのように考える方におかれましては、どうかこの韓国の現状を覚えておいてもらいたい。

結局、ワクチンをガンガン打とうがイギリスのように感染者数は増加し続け(どうせ、オミクロン株による感染者も増加する)、韓国のように死者数や重症者数が激増してしまうのだ。

ここで問おう。ワクチンを接種するメリットって何ですか?


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