【バスケ】オールスター戦を観て元気をもらう
新年明けて、半月が経とうとしています。今年は年初から災害や大事故等、なかなか気持ちがスッキリしないスタートとなってしまいました。そうしたムードを反映してか、どうしてもnoteでもなんとなく重たい内容が続き、本来自分が発信していきたい、チーム話や元気の出る話、そうした「いい話」が書けずにいました。が、タイトル通り、今日はバスケ男子Bリーグのオールスター戦を観戦(といっても自宅ですが・・・涙)して、ようやく久々に元気が出たというか、元気を貰えたと言いますか、そんな感情が沸き起こってきましたので、その勢いのまま書き綴っていきたいと思います。
舞台はあの伝説が生まれた「沖縄アリーナ」!
オールスター戦は本日(14日)で、12日・13日と数々のイベントが開かれていました。そして会場はあの「沖縄アリーナ」!!!もうこれだけで胸熱ですよね、昨年優勝の琉球ゴールデンキングスの本拠地であり、なんといっても昨年夏のW杯沖縄大会の伝説の地。リアル「山王戦」と(スラムダンクを知っている人なら)誰もがそう思ったに違いない、あの奇蹟のフィンランド戦。そしてベネズエラ戦でも大逆転劇を演じ、ラストのカーボベルデ戦では一転、大量リードからの接戦に持ち込まれるという、最後までハラハラドキドキだったあの連戦は記憶に残っている方も多いはず。きっと会場に駆けつけたファンのみならず、選手の皆さんもそんな「空気」を感じていたのはないのでしょうか?
そしてオープニングアクトに10-FEETがサプライズ登場!!!
というか10-FEETさんをオープニングアクトと紹介するのも畏れ多いのですが、本当にサプライズで10-FEETさんが「第ゼロ感」をスペシャル演奏。試合前から会場は大盛り上がり。先日の「紅白歌合戦」では途中、チバユウスケさんや井上雄彦監督のお名前や、「Love Rockets」の一部を歌ったり・・・という感動シーンがありましたが、今回も少しだけアドリブも入り、画面から観戦の私でも感動してしまいました。もはやバスケのアンセムですね。たしかカーボベルデ戦終了後に会場のBGMとしてこの「第ゼロ感」が流れ、会場にいたお客さんたちが大合唱しているシーンがTV流れたのですが、あのシーンを思い出してしまいました。
試合内容はオールスター戦ならではの「お祭り」状態!
普段のシーズンの戦いが「ガチ」なのに対して、今回のオールスター戦は「お祭り」。各自が見せ場を作りながら、とにかく「ファンの皆さんに楽しんでもらおう」という気持ちが伝わる、素晴らしいゲームでした。なにより日本の一流スターたちが一堂に介すわけですから、それだけでも見所満載。そして皆さん「仲が良い」!それもそのはずで、古くは中高生時代、大学時代から「日本代表」として集まっていたり、それこそBリーグ後もチームの「元同僚」という間柄だったり・・・という知り合いゆえの独特の空気感かもしれません。
個人的には「日本代表」メンバーの再会が胸熱でした
昨年のW杯に感動しまくった私としては、当時の代表メンバーが大集合、というだけで感動してしまいました。もはや比江島選手は例のセレブレーションも照れなく行っていましたし(笑)、富樫選手との接触からのフリースローは会場からも笑いが出ていましたね。初っ端から馬場選手は豪快なダンクを決めて会場を沸かせ、吉井選手も前日のマツケンサンバとは打って変わって真面目に(?)数々のプレーで場をかっさらっていきました。「鷹ちゃん」ことホーキンソン選手も得意の3ポイントを魅せてくれました。西田選手もインサイドのみならず、3ポイントを決めた後の律儀なセレブレーションが印象的でした。
地元凱旋!岸本選手が凄すぎた件
まだまだ印象的なシーンが多すぎて、どれだけ文章が長くなるんだ!という恐れが出てきたので、特にご紹介したいお二方について綴っていこうと思います。まずは地元沖縄で琉球一筋の岸本隆一選手から。華麗なシュートが持ち味で、3ポイントのディープスリーならぬ「ココナッツスリー」を今回も炸裂してくれました。しかも試合終盤には連続得点で「逆転か?」というところまで追いついたのですが、その後はちょっと息切れ・・・ではありましたけど、手に汗握る試合を作ってくれた立役者だと思います。それに地元開催ってのが嬉しいですよね、当然声援も一番大きかったですし、何より「地元に帰ってきた」というのは大きな力になったのではないでしょうか。
赤穂雷太選手の実直さに感動した件
そしてもう一人が、現在は秋田ノーザンハピネット在籍の赤穂雷太選手です。ニワカなものですから、あまり詳しい情報がなかったのですが、試合途中のインタビューで(赤穂選手の出身地が石川県ということもあり)、能登半島地震について触れ、「自分が出来ることで恩返しをしたい」というようなことを朴訥に実直に話されていたのがとても印象に残りました。試合内では周囲が派手なプレーを魅せるなか、大人しい印象でしたが、これがまた赤穂選手らしさなのでしょう。ご両親も妹さんもバスケット選手というバスケ一家とのこと。今後に期待です。
ラストを最高の形で飾った桜井良太選手
最後に今シーズンで引退を表明している桜井良太選手について。かつて2006年の世界選手権はたまたま割とTVで観戦していたこともあり、当時からキレのあるプレーを魅せていた桜井選手。当時の日本代表司令塔の折茂選手らから可愛がられていた(のかな?多分)ルーキーも今や超ベテラン。今回のオールスターでは数々の見せ場があり、ご本人も嬉しそうなインタビューでのコメントが印象的でした。同時期には竹内選手や川村卓也選手らもいて、そうした彼らが礎をつくってこその昨年のW杯での大金星だと思うので、その沖縄アリーナでのオールスター戦というのもなんだか感慨深いな、と思いました。
勝手に妄想・・・スラムダンクメンバーが出場していたら(笑)
ここからはオールスター戦を観ながら、勝手に妄想していた話に少しだけお付き合いください。スラムダンクファンならきっとお許しを下さるはず(笑)。まずは2日目の「スキルズチャレンジ」。実際のコンテストでは河村選手が優勝したのですが、私の妄想の中ではやっぱりここは宮城リョータと海南の牧さんによる戦いが観たいところ。ま、河村選手を見ていると、なぜかリョータを思い出すって話なんですけどね(笑)。
そして「3ポイントコンテスト」。実際のコンテストでは岸本選手が優勝したわけですが、やっぱり妄想内ではミッチーですかね、あの「シュパッ!(サクッ!って感じかな?)」というミッチーならではのシュート音を会場中に聞かせてほしいところです。そして対するはもちろん海南の神くんでしょう。ミッチーはムラっ気があるので、ハマれば勝つと思うのですが・・・これは試合にならないと分からないですよね。ですから多分シュート職人の神くんが勝つんだと思います(ミッチーファンの皆さん、すみません)
まとめると・・・元気がもらえたオールスター戦でした!
ということで、最後の方は単なるオマケ(というか戯れ言)ですが、とにかく元気がもらえた試合になりました。選手の皆さんがとにかく「明るく楽しそう」でした。そして誰もが「お客さんに楽しんでもらいたい」と口々に仰っていたのが印象的でした。良い意味でまだまだ発展途上のBリーグらしく、ファンサービスにも厚く、これからもファン層を増やしていこうという初々しさに微笑ましさを感じました。でも、こういう気持ちって本当に大事ですよね、胡座をかいた瞬間にファンが離れていくってことはよくありますからね。
最後におまけ・・・1・23に参戦してきます!
コレは本当に戯れ言の戯れ言ですが、1・23にラストのラストゲームに参戦してきます。発売開始日の真夜中0時になんとかポチって席を確保しました。いやー、ビックリしたのが、ちょっともたついていたら、あっという間に埋まってしまうという、秒単位の戦いでした(汗)。2月末にはDVDが発売になりますが、やっぱり「大画面」が似合う作品ですからね、もう一回あの感動を味わってこようと思います。でも、1日限りなんて寂しいですよね、やっぱり期間延ばします・・・とか、ありませんかね??笑