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マトリックスリザレクションズ にいたるまで

先日SF映画で初回作からは役22年ぶりとなる待望の最新作、マトリックスリザレクションズが公開され、早速Tジョイ博多のドルビーシネマのチケットを購入し鑑賞して来た所です。

本作の公開までにマトリックスは3部の実写と1部のアニメ版マトリックス、アニマトリックスが公開されており、今回はその続きの世界のお話になります。

その為、本作品はドルビーシネマの映像やサラウンドなサウンドだけでも楽しめるっちゃあ楽しめますが、やはりストーリーを把握する為の前提知識が必要となる作品でした。

今回、この新作マトリックスを映画館で十分に楽しんで貰いたい為に誰かしらの役に立てばと思い、マトリックス前作までのあらすじをざっくりと解説した記事を書いてみようと思います。

では早速本題に入りたいと思います。

『マトリックス』とはそもそもなんなのか?

マトリックス。これは人間とロボットが争いをしていた時代にロボット側が作った"仮想現実世界"になります。人間はこの仮想現実世界に意識だけが繋がっていて、あたかも"仮想現実世界"が"現実の世界"だと思わされながら生きています。意識は仮想現実の中にいますが肉体はどうなっているかというと、現実世界でカプセルの中に一体一体詰め込まれ、眠らされています。そして首の後ろにプラグが差し込まれ意識だけが仮想現実空間"マトリックス"へと繋がっている状態となります。

一体なにがあったの?

では何故人間は仮想現実マトリックスで生かされているのか。
先程人間とロボットが争っていたと書きましたが、ここの部分の詳細がアニメ版マトリックスのアニマトリックスで描かれています。
詳細についてざっくり説明すると、人類はテクノロジーの発展により雑用等をこなしてくれるロボットを開発し、面倒な仕事はロボットにさせるような社会になっていました。その社会においての人間はロボットに対するリスペクトはなく、時よりロボットに対して酷い扱いをするようになっていたですが、ロボットに人間のような基本的人権はなく酷い扱いも容認されている社会となっています。
そんなある日、そのヒエラルキーを覆すきっかけとなる事件が起きてしまいます。数あるロボットの一体が使用者に反抗してしまいその使用者を殺してしまうという前代未聞の事件が起きてしまったのです。全てはここから始まりました。

人間 vs ロボット

優秀で従順だったロボットが意志を持ってしまった事に対して恐れた人間側がロボットの排除をするように動き始めます。しかしこれまで従順だったロボット達は人間に対し反抗する姿勢を取り始めます。そしてこの争いが人間軍対ロボット軍の激しい争いへと発展していきます。しかし肉体的にも知能的にも人間は機械より劣っている為、徐々に人間軍は劣勢へと追い込まれてしまいます。そこで追い込まれた人間軍は最終手段として禁断の手を使う事を決意したのです。それは核兵器を使い地球全体を核の灰で覆う事でロボットに必要な電気の供給源となっている太陽光を遮断しようと考えたのです。
この作戦は見事に成功し、動力源の太陽光を失ったロボット軍は、太陽光以外の発電が必要になりました。そこでロボット軍は発電に人間を使う事を考えます。生きた人間の体内では電気が発生している為これを利用しようと考えたのです。しかし人間を殺してしまうと発電もしません。その為、人間を生かしたまま発電させる為、意識だけをあたかも日常生活を送っているように認識させ、実態となる肉体で発電された電気を取り出し自分達の動力源と変えるテクノロジーを生み出しました。これがマトリックスが存在する理由です。

動力源を遮断した後も自類対機械の壮絶な争いはロボット側の優勢となっている中、ロボット側が人間側に協調関係の提案を持ち掛けます。人間側に攻撃する事を止める代わりに一部の人間を除いた大量の人間を電池として培養する提案を持ちかけます。そしてこれが締結されマトリックスの世界がスタートします。

ここまでご拝読いただきありがとうごさいました。

今回はマトリックス世界が始まるまでのあらすじを解説した所で終了とさせて頂き、続きは次回マトリックスの本作のあらすじで解説したいと思いますのでどうぞそちらもご拝読頂ければと思います。

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