見出し画像

設備の色について

屋内に据え付けられる設備の色で
その会社がもつ「理念」が表れる。

ちょっと、マニアックですが、ここに
「いい会社」と「いまいちな会社」が
出てくることがわかりました。

色は、各社のコーポレートカラー?
っていうものが合ってそれを全面にお薦め
してくる傾向があります。

今回、屋内のとある場所にダーク系カラーの
設備を薦めてきた企業さん。

確かに、普段「映える」し「かっこいい」
汚れも目立ちにくい。
コーポレートカラーなのも理解はしています。

でも、ここは「現場」

人も大勢うごく。
設備の故障もなるべく抑えたい。
そして、なにより、「安全」の確保が重要。

そこにきて、ダーク系カラーだ。

目立ちにくいだろう……

つまり、災害なので停電で目の前が突然
ブラックアウトした際、あまりに危険なのである。

急を要する避難でその設備にぶつかったり
して怪我したらどうなるだと。

あと、汚れが目立たないのも問題。

現場は、汚れ(例えばオイル漏れなど)を早く
キャッチして保守メンテナンスをしなければ
ならない。

そう、予防保全の観点からは、汚れ(異常)
を常に「可視化」しておくことが大事なのだ。

あと、黒は「熱がこもる」
設備系で熱がこもるのもあまりよろしくない。
劣化も進む。

ということで、あまり現場を理解していない
と判断したので今回は丁寧にお断りしました。

おそらく、素人の現場だと、この観点
がないので購入してもらえると思います。

しかし、売り手からこのような情報発信
をしていくとより、信頼につながると
考えています。








この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?