見出し画像

クラウドキッチン

コロナ禍で環境が激変した代表格に
飲食店が挙げられるでしょうか。

アプリなどで注文を受け、指定された
届け先にUberや出前館などデリバリー
サービスを行うビジネスモデル。

このコロナ禍で急速にマーケットを拡大
しました。

このビジネスモデルにも未来の物流の
イメージが組まれています。

休業要請を余儀なくされた飲食店が生き残り
をかけて取り組みを始めたのが、
クラウドキッチン。
または、ゴーストキッチンとも呼ばれて
います。

ネットでバーチャルレストランを開設し、
注文を受けるとネット専用の厨房で調理
を行い、フードデリバリー企業に配達を
させる。

例えば、唐揚げ丼専門店とお弁当専門店
など広告(チラシ)は別のお店といった
感じで打ちますが、料理そのものは同じ
厨房で作るイメージです。

よく、ポストに投函されてませんでしたか?
A5サイズで複数の○○専門店みたいなチラシ。

当然、白米・揚げ物といったベースとなる
ものは共通化させることにより、材料費の
管理がやりすくなったり、廃棄ロスも極力
減らせせます。

また、揚げ物という調理のオペレーションが
共通していることで作業の簡素化や省人化
にもメリットがある。

つまり、出店コストが大幅に削減できます。

こういった業態は、欧米や中国などで注目
されてきました。
スウェーデンのクラウドキッチン「カーブ」
はヨーロッパで事業展開を視野に入れています。

それに加えてサプライチェーンの最適化にも
プラス材料が多いことがわかっています。

ネットで注文を受けることで顧客情報を
データー化し、どのような食材やメニュー
が好まれるのか、どのエリアでの顧客が
多いのか、エリアごとの嗜好の分析など
可能になるからです。

さらにいえば、顧客の嗜好をデータ
サイエンスを用いて統計的に分析し、
ロボットにより調理させて、ドローン
に配送させてしまうという未来図も
まっています。

このようにクラウドキッチンは
無限の可能性を秘めいています。

近い将来、これが当たり前のレストラン
となりそうですね。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?