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事業承継と育児と替えの効かない人材と

事業承継チャレンジをすると決めた時、自分の子供はまだまだ小さかった。育児も参加したいと思っているのでそこも合わせてチャレンジ。チャレンジと言えばかっこいいけど、やりたいだけ。

そもそも、育児ってなんだ?

育児
乳幼児の世話、養育をすること。乳幼児とは乳児と幼児を指し、小学校に入学する前の子供の総称。小学校に入学した子は「子育て」と言う

知らなかった。そんな線引きがあったのね。では、ワタシは「育児」と「子育て」に該当するしそうだな。

育児とは命を背負う仕事

事業承継も大変だけど、世の中で最も大変な仕事は「育児」だと思っている。育児は一歩間違えたら命に関わる仕事。そして、時期によっては、相手は言葉も通じない宇宙人、異星人。その中で命を守る背負う。

そして、「替えが利きにくい」。ジョブズの代わりはいるかも知れないが、あの子の母親は1人しかいない(もちろん、父親も1人しかいない)。これは大変だ。だから、専業主婦も保育士も凄い仕事をしていると思う。

ワタシたち父親兼夫はその母親兼妻の負担を軽減してもらえるように務めた方が家族、夫婦も円満になると思う。皿洗いもそう。掃除もそう。休日には子供を連れ出して、嫁さんの時間を作るのも大切かなと。

これ(育児が1番大変って話)を言うと、周りのパパ友に嫌われちゃうんだよなぁ。でも、これはホントのことと思う。ま、もちろん無理のない範囲でやれることが大切だけど。

事業承継の人材も替えは効く

今の零細企業の事業承継だって、別にワタシでなくても大丈夫だと思う。「絶対に自分じゃ無いとダメだ」と思うと、それは傲慢になると思う。さらには行き詰まった時に逃げ場がなくなりそうで。

「別にワタシが適任かもだけど、絶対じゃないよなー」と思っていた方が気が楽である。

先程のジョブズの件は芸人、メイプル超合金のカズレーザーが言ってた言葉。

「あのスティーブ・ジョブズだって、いなくなった後でもAppleは業績上げている。ジョブズだって替えが利くならオレらだって替えが効かないわけない」

もちろん、ジョブズの話だってそんな単純ではない。でも、総じてそういうこと。替えが利かないなんて傲慢だし、替えが利かないから仕方ないという怠慢なんだ。


逃げてもいいんじゃないか

事業承継で苦しいことがあれば、別に逃げてもいいのかなと思う。小さい会社ほど候補も少なく(時には1人)てプレッシャーがかかるかもだけど、ツライなら辞めてもいいと思う。逃げ出して良いと思う。

別に替えはいくらでもいるし、出てくる。そう思うのは寂しいかもだけど、事実だと思う。仮に他の候補者がいなくてその事業が廃業になったとしても、それは自分が悪いのではなく、その事業のその時の経営者の手腕が悪かったのだ。

それを事業承継候補者が背負う必要はない。そう思うことで、心を整えようと思う。

そして、承継へ

それでも、承継していきたいから進む。でも、心は整えながら行きたい。

育児の話をしていたはずなのに、替えの利かない話になっていた。ま、似たようなもんか。

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