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仕事を見て知って、覚えて、盗む、奪い取る。

仕事を見て覚える

職人気質の方々は当然ドキュメント化されたマニュアルなんて作ってない。頭の中に完璧なマニュアルはあるがアウトプットが上手く無い。やる必要がない。そりゃ、1人で黙々とやってきて、教えることなんてほとんどなかったから当然だ。

職人気質でも、ここのオーナーボスは一生懸命に伝えてくれる。ありがたい。あとは見て覚えていく。聞いて覚えていく。時々、聞いてないことで叱られることもあるがそんなもんは仕方ない。

そもそも、ドキュメント化されたマニュアルってなんだ?

ドキュメント
文書、文献、書類、記録と言った意味で用いられる表現。日本語では大抵、文書ファイルのことを指す。

ほうほう。ファイルに書かれたマニュアルってことね。そんなもんが零細企業にあるわけがない。中堅規模以上ではあるかも知れないが、ここは少数部隊。

「見て覚える」しかない。

仕事を盗む。奪い取る。

やり方を盗む。これは当然のこと。入ったばかりの人間が独力で高みを目指すには時間がかかる。ワタシは効率良くやりたい。

ならば、やり方を盗むのが一番早い。お客さんとの接し方、仕事の準備の仕方などなどを盗む。当然、アナログな箇所は勝手にデジタル化する(個人業務部分は)。

しかし、「盗む」はこれだけではない。オーナーボスがやっている仕事でオーナーボスが苦しそうな、やりたくなさそうな仕事を盗む。将来的には自分がやる、もしくは自分が管理するだろうから早めに取り掛かる。

オーナーボスからしても、やりたくない仕事を奪われれば悪くはないだろう。そして、部分的に業務を引き継いで行く。

徐々に引き継いでいく

こうやって部分的に業務を引き継いでいけば、順調に予定通りに3年後に引き継げる。いや、3年すらもいらない。もっともっと早く引き継げると考えている。

しかし、オーナーボスは本当に3年後を見据えているのか。本当に隠居したいのか。そこを見極めるのも必要だけど、別にそれは業務を引き継いで行くこととは無関係。遅かれ早かれ、業務は引き継いだ方がいいんだから。

そして、承継へ

地道に一つずつ奪い取って、いや、引き継いで行って事業承継して行きたい。

すぐに引き継ぎたいけど、そんなに簡単ではない。逆にすぐに引き継いだらその先は苦しみそう。ちゃんと土台を固めて承継していきたい。

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