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特許文献の理解から検索式まで(Twitterスペース勉強会1-3回予習用資料集2)

前回、特許文献を理解してからやるべき内容を文章(箇条書き)で示したものがこちらです。今回は実例に即して考え方を記載していきます。

特許文献の理解から検索式作成までの流れは大まかに次の通りです。

今回のクレームを実例に使ってどのように理解し
理解したものから対象特許文献の見つけるアウトラインを作るか。
・構成要件ごと
・(従来の、新規性のない)前提技術+(新規性ある、課題を解決する、特別な技術的特徴のある)解決技術に分ける
・特許分類が付与されているのでそれを活用する
の三つが考えられます

各構成要素と特許分類の突合せ。
特許分類の表を概観すると
・技術の上位概念化;パドル付き攪拌槽→固定容器と回転攪拌機
・技術の下位概念化;槽内のクリーニング→混合機付属装置
・技術の横のつながり;槽内のクリーニング→軸受け・回転軸・翼
ということで扱っている技術の縦の関係横の関係と立体的理解ができます。

特許分類を一瞥し、技術の上下横の関係を理解したらその勢いで
キーワードを洗ってみて
拾ってきたキーワード、特許分類を構成や前提技術・解決技術ごとに振り分けて表にします。

この表を前提に検索式を実際作っていく作業に関する資料は別途。

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