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異常事態、発生。

私の直近、14日間の血糖値の推移グラフだ。

正常な方の食後血糖値の範囲は70mg/dLー140mg/ dLである。
私は正常人と違い、膵臓から出されるインスリン機能が破壊され、まったく出なくなっている身体なので、身体外部からその都度インスリンを注入しなければならない。

なので正常な方は自身の身体内部でのインスリン調整など、なにも意識せず、食物供給をすることができている。
でも、その機能が破壊された私はその都度インスリンを自身の判断で、なおかつ投与する単位数も考え、外から注入してあげなければ生きていけない身体になっている。

いろんな状況、まったく把握できないことで血糖値は上昇、下降を繰り返す事になる。
結果、血糖値の目標範囲は正常の方より守備範囲を広めにとり、70mg/dLー180mg/dLにしている。

上のグラフで黄色の部分と赤線がこの70mg/dLー180mg/dLを超えた数値ということだ。
で、29日の黄色く高い数値になっている部分は、一日の生活記録をとっていなかったのでその理由は分からない。

5日の黄色の部分は、日々の詳細でチェックしても、血糖値の上昇理由が分からない。

主治医にこの件を尋ねてみたが、7時58分から11時41分までの血糖値が異常に高い理由は分からない。考えられることは朝食前のインスリン投与が注入していても、うまく体内に入っていかなかった、そんなことしか考えられないという答えだった。また、血糖値が200mg/dLを超えている状態でインスリンを投与せずアイスを食べるということは避け、水を摂るなどに留めるべきであった、ということだ。

ヒトの体は不思議なもので、頭で考え、チェックして血糖値を正常数値に維持しようと思っても、ホルモンなど身体の分からないメカニズムが影響して、血糖値が上下することが多々ある。
ことほどさように、1型糖尿病の自身の状況を正常に保つため、記録、調整、格闘している次第である。

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